11月17日(土)、この日は小田保さんからスタート。
初めて相席の大テーブルに挑戦します。
この日はホワイトボードの「本日のおすすめ」から注文することを決めていたので、ラインナップを確認して決定。
ついでに季節なのでアレも追加しました。
ホウボウバター、カキフライ。
例年カキフライの始まる10月から、「とりあえずカキフライ」な気分になってしまうのですよね。
橙色の気味が鮮やか。
ホウボウというと最近はお寿司でいただくことが多いですし、それ以外でも潮汁にしていただいたくらいしか記憶にないので、こうした出され方は新鮮ですね。
半身で出てきたのも少し意外。
おお!大きい!
ここで普通の方なら
「大きいカキフライ!」
と感じられるかもしれませんが、小田保さんのカキフライに馴染み過ぎてしまった常連のみなさまにもなると、
「今日のホウボウはなかなか大きいですね」
とカキフライに対する健闘を称えられるようです。
僕なんかまだまだペーペーですから、カキフライ大きいな!となるわけでございます。
大きさととろけるような食感はいつも申し分ないところ。
香りの磯っぽさに物足りなさを感じることもないことはないのですが、この日は香りもしっかりとしたものでした。
この日は豊洲から新しく入られた方が調理を担当されていたようですが、多めに粉をはたいたのかいわゆる"ムニエル"っぽく衣の付いた仕上がりになっていました。
たまたまでしょうか?
水分のあるお魚ですから縮んではいるはずですが、かなり厚みのある身。
生でいただくのとまたガラッと印象の変わる、はっきりした旨みとか香りがありますね。
バター焼きは、それが油に浸み出すのがいいですね。
小田保さんは豊洲に来てから可愛らしい小物が目立つようになっている気がしていましたが、今回は季節感が感じられました。
師走の訪れを感じながら(これはまだ11月17日)ごちそう様でした!