お昼というか、お昼過ぎに三軒茶屋のサンバレーホテルさんへ。
初訪問でいただいた思い出のメニューが出ると伺って、リピートしたくなったのですよね。
時間になってカウンター席に案内されます。
この日は1メニューだったので料理の注文は必要ありませんでしたが、1ドリンク必須だったのでドリンクだけお願いします。
まずはお料理、CholeBhature(チョレバトゥーラ)。
豆のカレーと揚げパンの組み合わせ、インドのストリート料理の軽食です。
チョレとバトゥーラはそれぞれおかわりの用意がありました。
揚げパンは、モッチモチ生地の詰まったところと、気泡の膨らんだところとムラがあって、変化を楽しめるのが面白いです。
生地自体とても味わい深い美味しい揚げパンでした。
カレーと関係なくパクパク食べてしまいます。
豆のカレーは、ひよこ豆と素揚げのじゃがいも、塩気のビシッと決まったソースにスターアニスやシナモン、クローブなど、クセの強いスパイス使いが印象的です。
芯になっているのは豆の香り。
なぜかチョレバトゥーラに添えられるというニンジンのピクルス。
緑のソースはコリアンダー。
それぞれ爽やかさが印象的ですが、豆のカレーと合わせるとクセが増幅します。
豆は旨み、ジャガイモは甘み。
塩気のあるソースに引き立てられて、素材の味が立っていますね。
揚げパンかカレーか、どちらかをおかわりすることにしてちょっと考えましたが、「ハーフ」で注文できるということで"揚げパン"をお願いすることに。
というわけで"チョーレ"のハーフを注文。
こちらはLacci with Natural Rose(ローズの香りのラッシー)。
ローズウォーターで香りを付けたラッシーとのこと。
おお!確かに普通のラッシーと違ってフルーティーな香り。
バラではあるのですけど、マスカットとかにも近いような、飲みにくさを感じない華やかな香りでした。
とてもいい。
さて、揚げパンのつもりで「チョーレ」を頼んだのですが、勘違いしていて「チョーレ」豆カレーの方でした。
揚げパンが出てくる予定で豆カレーを残してあったので、豆カレーで豆カレーをいただくことに。
そういえば前回隣のお客さんが全く同じミスをなさっていて不思議に思ったのですが、「ハーフ」というのが何となく揚げパンの方に感じてしまうのですね。
今回身に染みてよく分かりました。
というわけで多少の"誤算"はありましたが、もともと豆カレーのおかわりもしたいと思っていたところだったのでそれはそれで美味しくいただきました。
なかなかにクセのある味わい、スパイスの使い方が勉強になりました。
こちらは日本人の舌に馴染まないようなメニューもどストレートに提供してくださるのが魅力のひとつですね。
またチョレバトゥーラのある日はもちろん、様々なメニューをお目当てに伺いたいと思います。
ごちそう様でした!