小田保さんのカウンターに見知った方が並んでいらっしゃったので、お隣りにお邪魔することに。
豊洲に来てから各店の造りはそれぞれのお店が考えていらっしゃるので、個性が出ているのですけど、小田保さんに関しては扉が一切なくてカウンター席が外から丸見えになっているのですよね。
前日、八千代さん、椎橋食堂さんとフライが続いたので、この日は揚げ物以外を…、とバター焼き辺りを狙っていましたが、お店に入ると日替わりメニューに"もっとやさしい"ものを発見。
そちらを注文します。
なめたがれい煮付け。
時々登場する小田保さんの煮魚ですが、この日はこの他にもきんき、キンメと充実のラインナップでした。
シーズン最初のなめた。
やはり旬の時期は、分厚いエンガワをモリモリに膨れた卵が印象的です。
そして、なめたが珍重される理由は、卵に栄養を取られながらも身が痩せない点。
しっとりしなやかな身は、香りもしっかり。
甘めの煮汁にくぐらせながら、冬の味を堪能しました。
というわけで、煮魚を食べられるお店がめっきり少なくなった豊洲の中で、ここにはあるな、というのを再認識させていただきました。
ごちそう様でした!