寿司大さんの後は買い物に回った後、米花さんへ。
席に着くなり出てきたのは…、

キンキ煮付け!ご無沙汰してます!
「やっと仕入れが落ち着いてよ~」
とJさん。
煮魚は、築地でも終盤はなくなっていましたから、随分久しぶりな気がします。

脂の強いキンキに、甘めで濃いめの煮汁。
米花さんの煮魚は冷蔵庫で一晩冷まして完成と聞いたことがあります。
1度融け出した脂が煮汁と混じって身に絡んでいますね。

ふっくらした身を口に含むと、じゅわっじゅわっと脂が噴き出します。
濃いめの煮汁に負けない濃厚な脂の甘さがさすがですね。

皮目はテリッテリ。
寿司大さんの後でしたが、サボらずにお邪魔してよかったと心から思える1皿でした。

小付けは厚揚げとさつま揚げが2つずつ。
お出汁がありませんが、ほぼおでんですね。

米花さんのこれ系の食材は本当に味がいいのですよねえ。
すっきり塩味のお出汁は、米花さんのおでんのソレ。

煮魚を食べ終わったところで、残った煮汁にお湯を注いでもらって"骨湯"もいただきます。
ただ煮汁を薄めて飲む、というだけではなく、骨周りに残ったゼラチン質などの脂がすべて融け出してキンキの魅力を余すところなくいただける食べ方なのですよね。
というわけで、大大大満足の朝ごはんとなりました。
ごちそう様でした!