2月15日(金)、この日はちょうどお昼時に初台の辺りを通りかかって、気になっていたインド料理のお店が近くにあったのを思い出しました。
場所だけ確認するかなとふらふら足を向けます。
初台スパイス食堂 和魂印才たんどーる。
お店をみつけたら、条件反射的に写真を撮って、ガラガラと扉を開きます。
カウンター席に着席。
注文を済ませたら、目の前にずらりと並ぶホールスパイスを眺めながら待ちます。
目の前にマスタードシードがあるのに遠めにもそれっぽいものがあって、何だろう?と思ったのですけど、多分あれは胡麻だったのではないかと思います。
この辺りも和魂印才ということでしょうか。
サラダ。
意外と味の強い自家製ドレッシングがかかっています。
お箸があるのでサラダも食べやすいですね。
スプーンでどうしたものか困ることもあったりするのですよね。
というわけでひと通り到着。
カレーの器がかわいいです。
手前から鶏ひき肉とナンコツのキーマカレー、豚の黒々カレー、和ッサムカレー。
食材が独特。
和ッサムカレー。
お豆とこんにゃく。
五目豆をカレーにしたようなイメージです。
和出汁も使っているかな?
豚の黒々カレー。
黒胡麻と黒胡椒で「黒々」。
最初は胡麻の甘みが前面に出たカレーかと思いましたが、忍び寄る黒胡椒のぽかぽか。
鶏ひき肉とナンコツのキーマカレー。
豆の香りだとは思うのですけど、どことなくコーンポタージュを思わせる風味を感じます。
ナンコツがコリコリ。
追加トッピングの梅干しは、時間が立つにつれキーマの脂に酸味が広がっていきます。
お粥みたいなやさしさ。
キャベツと切り干し大根のスパイス炒め、大根と人参と高野豆腐のスパイス煮、野菜のピクルス。
この辺りも和魂印才感が出ていますね。
味付けは抑えて、スパイスは癒し。
高野豆腐というのもまた珍しいですね。
スパイスが旨みになって、高野豆腐から溢れる水分はほぼお出汁。
和食、それも家庭料理をいただいたような食後感でした。
もちろんスパイスも香るのですけど、味の組み立てとかバランスの収まり方が"和"なのですよね。
バラエティ豊かなカレーも気になりますし、他メニューも色々ありそうでしたので、またお邪魔して色々試したくなりました。
ごちそう様でした!