7月13日(土)、実家から帰りがてら、前日に食べ逃したカレーをいただきに逗子の「スパイス・ツリー」さんへ。
この日は失敗して帰れないのでちょっと早めにお店に着いたら、1番乗りでした。
でもみるみるうちに行列が延びましたね。
スパイス・ツリー。
「気になる新店」として伺おう伺おうと思いつつ、2014年オープンなのでもう5年経っていたのですね。
並んでいる間にお店の方がいらっしゃって、注文を決めます。
というわけで着席したらササッと登場。
ライス周りの色味が、スパイス・ツリーさんに来たな!という感じ。
マトンひき肉とネパール山椒(中辛)。
粗挽きでぼそっとした肉質のひき肉に、しっとり脂身が全体に回っています。
ゴロゴロ入ったホールスパイスが、噛んで香る楽しさを生んでいて、ひと口、またひと口と止まらなくなる美味しさです。
バターチキン(マイルド)。
マイルドで、旨みの強さと独特な香りが印象的。
そして大きなカットの胸肉が、ちょっと驚くくらいにふっくら柔らかに火が入れられていました。
ヒラマサとココナッツ(中辛)。
ココナッツはほんのり香る程度で、魚の旨みが強め。
想像したよりサラッと軽いカレーです。
そしてバターチキンと同じく、ヒラマサの火入れが完璧。
皮下の脂がパンパンに張って、身もふわふわ。
味もちゃんと残って、魚料理としても美味しいと思えるレベルでした。
こちらはセットで付くダル。
極々マイルドで、コーンポタージュみたいなやさしさ。
ライスはかなりのボリュームと聞いていたので、かなり少なめでお願いして、提供前に「これくらいでどうですか?」と確認されたときも「もうちょっと少なめ」とお願いしてみましたが、それでも十分なボリュームでした。
でも見た目よりは随分軽い食べ応えのバスマティライス。
これライスも美味しいですね。
なるほど、どこをとってもぐうの音も出ない、ゴリゴリに魅力的な味わいでした。
どのカレーも、鼻から抜ける前から口で感じるスパイスが強くて、旨みの強烈さにも影響しているように感じました。
また同じメニューを食べたいし、他のメニューも気になります。
そし、、デザートも美味しいと聞いていたので、せっかくだからと食後に。
カレー屋さんのデザートというレベルではなくて、ビジュアルはちゃんとカフェですね。
桃のカスタードロールケーキ。
フニャッとした生地。
少し色が付いているのは砂糖の色かな?
桃がジューシーなので、食べ進めているとクリームや生地を飲み込んでいく感じ。
桃を味わうロールケーキでした。
コーヒーは葉山・一色にある「Five Beans」さんでオリジナルのブレンドを用意しているのだとか。
というわけで、長蛇の行列が長く続いている理由がよくよく分かる、見せつけられる初訪問となりました。
圧倒されながら、ごちそう様でした!