この日はぐーんと西に移動して国立へ。
まずは前回伺って1回で大好きなお店になった「甘味ゆい」さんにお邪魔します。
こういうお店の灯油ストーブって、独特の温かさと香りがいいですよねえ。
途中、平和な音楽とともに灯油車が来る場面も。
この日のメニューを眺めてサクッと注文を決定。
ほうじ茶をいただきながら登場を待ちます。
子連れのお客さんが多いのもこちらのお店の特徴かもしれません。
待っている間、可愛くて賑やか。
カカオとキウイフルーツ。
ミルクの氷にキウイのソース。
別添えでカカオのソース。
種のぷちぷちした食感が印象的なキウイのソース。
酸味が立ちすぎず、キウイの香りを存分に活かした仕上がり。
ほどよいとろみが、ちょっと可愛らしいビジュアルのかき氷の雰囲気ととっても合っています。
後半はこちらの濃厚なカカオのソースを注ぎ足して食べ進めます。
カカオはオランダのものとのこと。
まろやかな甘みと少し苦みの効いたカカオのソース。
合わせるとキウイの酸味が際立って感じられて、エッジの効いたショコラをいただいているような気分になります。
しゅわりしゅわりと口の中で煌めいて消える口どけも絶妙。
後がけのカカオソースが強すぎないバランス感がお見事な1杯でした。
柚子と黒豆。
甘味ゆいさんではこういうちょっと"和"っぽいメニューも外したくないところ。
透明感のある白い氷に、黒豆がよく映えます。
やや食感は重めの黒豆で、いわゆる皮に張りはないのですけど、ある種の黒豆らしい食感が強調されている感じ。
素朴な香りもしっかり出ています。
氷は柚子の香りで、イメージとしてはヨーグルトとかカルピスに近い感じ。
さわやかな味わいは黒豆と合うのか一瞬不安にもなりますが、もちろん何のその。
イメージとしては、ピスタチオとフランボワーズの組み合わせにも近い、随分おしゃれな味わいです。
素朴さと意外性、落ち着いた空間で落ち着いた味わいを満喫できました。
次回はどんな出会いがあるか楽しみにしながら、ごちそう様でした!