続いて7街区・管理施設棟に移動してとんかつ八千代さんへ。
と、カウンターは満席で、久しぶりにテーブル席に座ります。
豊洲は、築地に比べるとアクセスがよくないので、5時、6時台のお客さんはめっきり少なくなってしまいましたが、平日7時オープンに変更した効果もあってか、開店時間には行列ができるようになっています。
ただ、その後一旦客足が落ち着くので、意外と8時台などの方がスムーズに着席して料理をいただけるような気もしています。ご参考まで。
土曜祭日は5時オープンで朝早くから気合いの入ったお客さんが押し寄せていますね。
土曜日はまた、曜日限定の名物チャーシューエッグがあるのでひと際。
というわけで料理が揃いました。
今回は、個人的に基本メニューだと思っているアジ・ホタテの盛り合わせ。
せっかくテーブル席なので奥行きを活かして手前に小皿を並べる謎スタイルです。
ひとりで来ているのでカウンター席に案内されることが多いのですけど、そもそもを言えば築地時代はカウンター席しかなかったのですよね。
八千代さんのフライの写真を撮って、背景が壁じゃないということが見慣れなくて、違和感さえ感じます。
アジの尻尾が際立つ。
こうすると見慣れた感じ。
いただきましょういただきましょう。
この日のアジはやや小振り。
八千代さんの名物の一つであるアジフライのアジは、火によって結構サイズはバラつきがあるのですよね。
ほどほどのサイズで規格を指定して安定させることもある程度はできるでしょうけど、裏を返せば「バラつきがある」のは「いいものがあるときはいいものを使っている」ことの証左なのだと思います。
そして小さくても分厚くてふわふわな身は絶品。
むしろ味に繊細さが感じられるかもしれません。
市場の食堂ということもあって、ボリュームに期待されているところもあるにはあるのかもしれませんね。
期待と料理が合致するときの感動というのはひとしおなもので、そういう意味ではホタテフライはいつ注文しても期待を裏切らない絶妙なレア火入れ。
八千代さんに行く知り合いには、決まって「余裕があればホタテも」と言うようにしています。
というわけで、アジは味がいいからアジというんだよな、というのを思い出しつつ、今日も美味しいアジフライだったなと大満足で、ごちそう様でした!