せっかくの平日休みなので、ハードルの上がっている魯珈さんにもチャレンジ。
うかうかしていたら結構ギリギリになってしまいましたが、無事に昼の部に滑り込むことができました。
幸運にも厨房前のカウンターに着席。
テンポいい調理の手際を拝見しながらお料理を待ちます。
ぷちサラダ。
野菜はサニーレタスともやし。
ドレッシングはスパイスを効かせたもの。
とはいえ風味は強すぎず、メインのカレーへ向けて食欲を増進させるような味わいです。
激辛オリーブいりこと小豆のカレー。
こんなときに限って「激辛」の週に当たって若干たじろぎましたが、意を決して注文です。
恐る恐る口に入れると…、なるほど。
なるほどです。
辛いというよりは、最初のひと口から痛みが先にきますが、うすぼんやりと麻痺する舌全体を旨みが包み込んで、そしてやっぱり痛い。
辛さに強い方には、この旨みがもっとはっきり感じられるのかもしれません。
中にはいりこがゴロゴロ。
小豆はホクホクと舌の上でざらついて、少しだけ辛みを逃がしてくれます。
2019年は魯珈さんのお雑煮カレーで幕を開けたのですけど、この和食材とパンチの効いた爽やかさのスパイスの組み合わせが絶妙なのですよねえ。
出汁のすっきりした香りを補強するようなイメージとでもいうのでしょうか。
激辛カレーに欠かせないのが、ラッシー。
濃厚な乳脂肪で、油溶性の高い辛み成分カプサイシンを洗い流す理にかなった対策です。
お代わりしようかなくらいの勢いでグビグビ飲みつつ、幅のある反復横飛びのようにカレーとラッシーの間を大きく揺れ動きながら、ごちそう様でした!めっちゃ汗かきました!