1月11日(土)、新年最初の寿司大さんへ。
土曜日ということで少し並びましたが、寿司大さんを待つ1時間や2時間は何の苦もありません。
新年のご挨拶をしながら着席。
毎月お邪魔してはいますが、年末年始をまたぐとやっぱり新鮮な気持ちになるのはなんでしょう。
ネタケースを見回して、今回は紅白をテーマに注文していくことに決定。
軸を決めておくと、あまり迷わないで済むのですよね。
とはいえお店側にテーマを伝えるわけではないので、その日の魅力的なおすすめを教えられてグダグダと流されていく様をご覧ください。
まぐろ赤身とひらすずき。
まずは紅白になるように刺し盛りをチョイス。
ブツっぽい感じの切り立て。
ジャクッと歯切れのいい食感、ぱつっと筋を断ち切ってしっとりとける身、広がる旨み。
少し酸のある香り。
ひらすずき。
冬の時期は結構置いてあるネタなのですけど、なぜか僕の伺う日にはないことが多いのですよね。
あったら頼んでしまうネタです。
白身の中ではしっかりした脂乗り。
おめでたい感じにスタートです。
まぐろは、あえて頼むことは少ないのですけど、こうしてたまに頼むとやっぱり味はいいし美しいですね。
さて。
握りは赤貝から。
強めの歯応えと、甘みの少ない磯の味。
できたてホカホカの玉子は、海苔の香り。
とこぶし。
おすすめに流されてブレ。
奥側にボリュームのある肝が付いています。
車海老。
とこぶしでのブレを取り戻すように、1貫で紅白を体現。
この日は火入れも抜群で、食感といい、甘みと旨みのバランスといい素晴らしかったです。
鯖。
またもや"青"魚に流されます。
皮下の脂の層が魅力的な鯖でした。
〆はヤリイカの白。
じっとりネットリと、味わいに時間のあるイカでした。
こういうイカが好みです。
というわけで、楽しくお話しながらバラエティーに富んだネタをいただくことができました。
今年もよろしくお願いしますと思いながら、ごちそう様でした!