続いて四谷三丁目のいつものコーヒー屋さん…、と思ったのですけど開店が遅れているよう。
そういえばすぐ裏手に気になっているお店があったので、これはいい機会とお邪魔してみることにいたしました。
高品質珈琲と名曲 私の隠れ家。
カップオブエクセレンスに選ばれた高品質のコーヒーと、蓄音機で流すレコードによる音楽を楽しめるお店だそうです。
ランチも人気ですが、この日はとりあえずコーヒーを。
豆は直前に訪問したバッハの印象を引きずってニカラグアに。
こちらのお店の大きな特徴は、ご覧の通り抽出方法が「フレンチプレス」であること。
あとカップに添えられているかりんとうも印象的ですね。
フレンチプレスは抽出時に濾すフィルターが金属であるため、コーヒーに微粉が混じり、コーヒーオイルがリッチに浮くことが特徴。
ペーパードリップとネルドリップ以上に、はっきりと「別物」な違いを感じることができます。
全体としてはすっきりとした味わいに入るフレンチプレスですが、オイルで舌に直接触らない感じのコクがあって独特。
「微粉は特にざらざら感じたりはしない」と言われますが、やはり見た目が影響することもあってかどことなく「感じる」ような気がします。悪い意味でなく、特徴的な感覚として。
豆の持つ香りが最大限に活かされて、フルーティーな香り、酸味とコーヒーらしい香ばしさをたたえた香りの大きな振れ幅を楽しむことができました。
甘みの強いかりんとうを合わせるというのもユニーク。
コーヒーの味わいよりも香りが際立って感じられるようになります。
たっぷりお代わりしながらのんびり過ごせるのもありがたいところ。
たまたま僕と同様に「いつものお店」から流れてきた知り合いの方がいらっしゃったので、不慣れなお店でも居心地よく過ごすことができました。
フードや甘いもののメニューも魅力的なようなので、また狙いを定めて伺いたいなと思いながら、ごちそう様でした!