「吉田カレー」さんを出た後は、ふらふら散歩して隣り駅・阿佐ヶ谷にあるコーヒー屋さん「Bnei Coffee(ブネイコーヒー)」さんへ。
結構席は埋まっていましたが、幸い座れる席があったので待たずに着席。
店主さんのドリップを目の前で見られる特等席に座ることができました。
前回来たときはドリップのお姿を拝見できない席で、もどかしく思っていたのですよね。
写真でもある程度伝わるかと思うのですけど、入り口側の壁が一面ガラスになっていて光がいっぱいに差し込んでとても明るい店内。
透明が、より透明に感じられる気がいたします。
デミタス(イブラヒムモカ)。
デミタスをお願いしようとは思っていましたが、豆は飲み慣れたエチオピアでお願いしてみることに。
ドリップ中は粉がもこもことよく膨らんで、ドリップポットの口が粉に触れるほどになっていました。
焙煎から比較的日が浅いのかな。
ブネイさんはデミタスでなくてもそうなのですけど、ドリップを始めてから1滴目が落ちるまで相当に時間がかかっているように感じられます。
じっくり粉にお湯を染み渡らせて、パンッパンに膨らませて抽出するのでコーヒーの中の成分がこれでもかというほど引き出されているように思います。
綺麗に澄んでいるようで、苦みや渋みをぎゅぎゅぎゅっと詰め込んだ1杯。
とはいっても、味のバランスがとれているのか、「いい味」にまとまっているのは焙煎の上手さなのでしょうか。
ずっしり重いのに、すっきりした飲み口で何杯でも飲めそうな軽やかさ。
至極の1杯で素敵な時間を過ごすことができました。
また次はお菓子もいただきたいな、と思いつつごちそう様でした!