続いて老舗の名プリンをいただきに西新橋へ移動。
虎ノ門と表記されることもあってパンの販売でも有名なビストロの「blanc」周辺をイメージしていましたが、もうちょっと内幸町寄りですね。
ヘッケルン。
外観からにじみ出ていますが、古き良き喫茶店。
店内には本棚いっぱいの漫画が用意されていたり、「寝ないでください」というストレートな文言の貼り紙があったり、思わずにやりとしてしまうそれっぽさを感じさせてくれます。
ジャンボプリン。
ドリンクとセットでも700円とリーズナブルながら、かなりの大きさがあります。
また熟練の手振りでプリンを器に出す様も見どころかも。
プリン、カラメルソースともに最近流行りのそれとは明らかに一線を画す淡い色。
そういえば昔のプリンってこういう色してたな!と思い出さされます。
プリンは「固めプリン」というのはほど遠い、つるんとあっさり軽いタイプ。
「ジャンボ」の罪悪感など皆無で、文字通り飲むように食べ進められます。
カラメルソースは、ところどころドロリと固まった感じでもしかすると蜂蜜を使っているのでしょうか。
つるりんと軽いプリンに、甘さ強めのカラメルソースがガツン。
佇まいだけでなく、マスターの雰囲気や店内を流れる時間、プリン、コーヒー。
どこをとっても完全無欠の古き良き喫茶店でした。
「こういうプリン」としては、お店の雰囲気と合わせて向かうところ敵なしな感じの、ぜひお店で食べたいプリンだな!と思いながらごちそう様でした!