少し前に某コーヒー屋さんとコーヒーに合うお菓子について話していて、
「何でも合うのはあんこ。クセがないから」
とのお言葉をいただいて、それ以来色んな和菓子とコーヒーの組み合わせを試していたのですよね。
その中でもお餅系、とくにお団子はあまり合わない気がしていてしばらく遠ざかっていましたが、この日は久しぶりにお団子気分になりました。
というわけで茂助さんのお団子を購入。
こしあん、つぶあん、醤油。
市場に通い始めて以来教わってきた「迷ったら両方」の法則は、3種類でも健在です。
あんこがたっぷり付いてずんぐりしたこしあん、つぶあんと、しゅっとした醤油。
あまり知られていなかったり忘れられていたりするのですけど、一世を風靡した「だんご三兄弟」のモデルになったのは茂助さんのお団子なのだそうです。
作詞した方がモデルにしたという話なのですけど、「電通出身」と聞くとふむふむなるほどと思うところでございます。
しっとりさらさらなこしあん、むぎゅっと詰まってぽってりしたつぶあん、そして軽い味と軽妙な香ばしさの醤油。
早めに食べると「お団子ってこんなにやわらかかったか!」と驚かされる食感も、差し置いては大事なポイントです。
お団子はやっぱりお茶が飲みたくなるな~と思って遅れてお茶を淹れながら、ごちそう様でした!