初めて見かけるチーズがあったので久しぶりにチーズ記事を更新。
ヤクトム。
ヤク乳を使ったチーズ。
牛の他に、山羊、羊、さらに言えば水牛のミルクを使ったチーズなどは食べていますが、ヤクは初めて聞きました。
トムドゥサヴォワの「トム」は小型のチーズを指すので、これもその「トム」ではないかと思っています。
ちょっと弾力があってソフトなセミハード。
ラクレットにも近いかもしれません。
味わいはかなり独特で、それがヤク乳らしさとのこと。
最初は随分華やかな風味を感じるんですけど、一旦旨みの強いミルク感に振れて、最後はスモークのような強めの香りに。
最後は獣臭っぽくもあるのですけど、他の要素と組み合わせであまり嫌な印象を残さない感じ。
個性はありつつ「クセが強い」という感じではまったくないので、面白くも食べやすいチーズでした。