先日「茂助だんご」さんでいただいた水ようかんですが、持ち帰りで柚子風味の水ようかんも。
水ようかんだという時点で清涼感がありますが、柚子となると輪をかけて涼しげですね。
小倉の水ようかんと違うことは見た目からして明らかですが、目に見えにくい違いとしては白いんげんの白あんを使っていること。
白あんに柚子、というのも鉄板の組み合わせです。
ぱつっと角の立った歯触りはゼリーにも近いのですけど、ざらつきの残る後口は餡菓子のそれ。
ざらっとした餡が含む空気に乗って柚子の風味がふわっと広がるイメージで、口の中から水ようかんが消えてもほんのり香りが残ります。
少しの変化で生む違いの大きさ、それで味わう季節感。
和菓子らしいなあと思いながら、ごちそう様でした!