6月19日(金)、関東地方も梅雨入りをして、雨の多くなってきたこの頃。
梅雨には梅雨の美味しいものを、と「米花」さんへお邪魔します。
お店定番の鶏すき煮と一緒に出てきたのは、甘長唐辛子と茄子とちりめん山椒の炒め煮。
実山椒が出回り始めて「やらなきゃな」と思ったところに、米花さんで美味しいのをいただけてしまうのが毎年の恒例みたいになっています。
つくねに白滝、人参、甘い玉ねぎを甘辛醤油味に仕上げたすき煮。
特大のつくね2つがゴロゴロしているのに加えて、牛肉も入っていました。
肉豆腐の豆腐をつくねに代えたバージョンと説明しても差し支えないかもしれません。
甘長唐辛子と茄子とちりめん山椒の炒め煮。
くたっと火の入った甘長唐辛子、茄子に爽快感溢れるちりめん山椒がたっぷり。
いいや、何はなくともちりめんと山椒の組み合わせはド鉄板ですねえ。
お新香も夏っぽく白瓜に。
肉厚で水分が抜けて、サクコリッといい食感。
瓜と、ぬかの香りもよく出ています。
遅れて登場したのは鰯の有馬煮。
山椒煮とも言えますね。
こちらにも季節の実山椒がたっぷり。
たっぷりすぎるほどに入っています。
そしてもちろん鰯も梅雨時は「入梅いわし」と呼ばれて旬真っ盛り。
ぱんぱんに張った皮目の下に、目で見て分かるほど白んで分厚い脂の層が詰まっています。
梅雨というとマイナスなイメージの強い季節ですが、鰯を食べているときだけは無条件に好きになれるのですよねえ。
今年も美味しくいただけました!と思いながら、ごちそう様でした!