この日の鎌倉は2,3年前と比べるとびっくりするくらい人がいなかったのですけど、それでもご時世的に鶴岡八幡宮には行かずに、初詣は「イル・ブリガンテ」さんへ。
3種類のセットが用意されていましたが、いただいた覚えのなかったものをチョイスしました。
シチリア産松の実とリモンチェッロ。
松の実は「ピサ産」はいただいたことがありましたが、シチリア産は初めて。
リモンチェッロは、シェフ自身が仕込んだものを使われているそう。
今回のリモンチェッロは、アマルフィーの「デリツィアデルリモーネ」というお菓子をイメージして、強いアルコールを感じさせるものではなく、クリーミーでやさしい味わいにしたとのこと。
なるほど、ミルキーというか、日本でも子どもの頃に食べたことがある系統のさわやかでまろやかなレモンの味わいに近い気がします。
とはいえもちろん、キレのある香りとそれを縁取るようなビターな後味は鮮烈。
また別のパターンもいただいてみたくなってしまいます。
シチリア産松の実。
少しくぼんで見えるところは、松の実の実がごろっと入っていました。
何でも、以前はナッツの実を入れるのは良しとしていなかったシェフが、最近はなぜだかハマってしまっているのだそうな。
食感のアクセントになるのはもちろん、こういうのって味に一瞬間が空く感じが、味わいにテンポ感を生み出すのですよねえ。
というわけで、贅沢な1800円のジェラートでしたが、金額を遥か上回る満足感でごちそう様でした!