この日は気になっていたカフェに初訪問。
四谷三丁目の「猫廼舎」さんにいらっしゃったスタッフさんが、間借りカフェを始めたそうなのですよね。
地図を頼りに探してみると、想像以上に「猫廼舎」さんのそばでびっくりしました。
お店はビルの3階ですが、建物の前に置かれた立て看板が目印。
「Bar花曇り」さんというバーのお昼の時間を使って営業されていますが、「猫廼舎」さんの定休日に間借り営業していたときの名前をそのまま使って「月曜喫茶」さんということみたいです。
雰囲気いい!
夜はまた違ったムードなのでしょうけど、お昼は明るくてグラスや瓶がピカピカしています。
雰囲気からは浮いているトースターがいい味を出していますが、トーストやホットサンド、フレンチトーストといった軽食類も用意されているようです。
ですが、この日は「月曜喫茶」さんといえばやっぱり気になる甘いものを押さえていきます。
目の前にあって危うく触れそうになりましたが、マッチの置物に灯っているのは本物の火でした。
マンデリン。
照明次第でカップもポテンシャル以上にムーディーな色気を放ちます。
それほど深く焼いていないようですが、マンデリンなのでしっかりめの苦み。
豆は今まで使っていなかったところから仕入れていて、色んな種類を購入して試しているところなのだとか。
「猫廼舎」さんくらい深煎りの豆で慣れていると、中深くらいの焙煎の豆だと持て余してしまいがちなのですよねえ。
バナナケーキ。
生クリームトッピングでお願いしました。
ずっしり重みがあって、むぎゅっと詰まって、もちっとした食感。
バナナの香りもむんむんです。
生クリームは洋酒を入れるパターンも試されたようですが、この日はシナモンがけに。
バナナケーキには合いますよねえ。
せっかくなので浅煎りのコーヒーもいただいていくことに。
色々相談しつつ、ペーパードリップで温度高め、豆は粗め、早めの抽出で。
見た目からしてかなり紅茶っぽいですが、グレープフルーツのような酸味から、後に残るのはしっかりコーヒーの香ばしさ。
浅煎りとしての軽い味わいと、コーヒーとしてのビターな味わいとバランスよく並立させた1杯でした。
個人的には店主さんの作る素朴でちょっと個性があって、バラエティに富んだお菓子のファンなので、今後も提供されるメニューを気にしつつお邪魔したいと思います。
ごちそう様でした!