「ねいろ屋」さんから同じ荻窪で移動して、夜営業開始の時間に「吉田カレー」さんへ。
チーズぶたじる。
以前「ぶたじる」はいただきましたが、今回はチーズ入りバージョンです。
見た目に旨みやコクが伝わってくるような厚いラードの層が表面を覆います。
スパイスと味噌の風味がラードの旨みに収束されて、旨みがボリュームを増すようなイメージ。
チーズがコクを加えつつ、全体の印象をマイルドに仕立てます。
甘口、角切りローストポーク。
油の赤い色で辛そうに見えますが、辛さは甘口で注文しています。
千葉県産マーガレットポークの肩ロースを使ったというローストポーク。
ローストポークはこれまでスライスでいただいていましたが、今回は角切り。
食感が魅力的になるのはもちろん、食べやすくて助かりました。
そして、ぶるりんと食感の力強い脂のよさがより分かりやすく感じられるローストポークになっていました。
スパイスに触れていない部分が多い分、豚の味を感じやすいのかもしれません。
ルーは頻繁にレシピを変更されているようですが、今回は特に今までと印象が違って感じられました。
といっても甘口をいただくのは半年ぶりくらいではあるのですけど。
今までとちょっと違う甘みの感じと、今までちょっと違う旨みの感じと、塩気が控えられている分その辺りが強烈なインパクトを残していくのですよね。
今回は「何かすごいもの食べたな…」と、食後感もちょっと今までと違う感じの1皿でした。
次は辛めの注文をするのもバランスがよさそうだな、と考えつつごちそう様でした!