イタリア郷土菓子を色々楽しめる新富町の新店「リートゥス」さんへ。
種類豊富に商品が揃っているので、前回と被らないように選んで購入していきます。
ビーニェとクラプヘン。
どちらも注文を受けてからクリームを詰めてくださいます。
クラプヘンってツオップで結構食べたことがあるのですけど、ドイツパン系のあちらのお店のものとは全然違う形状ですね。
あちらはクリームも入っていませんでした。
むしろフランス菓子のベニエに近い感じですが、商品名的にはビーニェと語源が同じかも。
ベニエは「揚げた生地」という意味合いだったと思いますが、ビーニェはシュー生地っぽい感じ。
色々錯綜していますが、実食あるのみです。
ちなみにビーニェは下から、クラプヘンは上からクリームを詰めてありました。
クラプヘン。
クリームはカスタードクリーム、リコッタチーズ、エスプレッソ…など色々用意されているようでしたが、今回はリコッタをチョイス。
サイズはミニサイズを選べたので、これはミニ。
生地自体は甘みを付けていませんが、表面の粉糖でしっかり甘さは感じます。
食べていると段々に生地の素朴な味わいやリコッタのさっぱりした風味が前面に出てきて、揚げ菓子の割に残る味わいは軽やかでした。
生地はちょっとどっしりしています。
カスタードクリームを選ぶとまた少し印象が違うかもしれません。
ビーニェ。
ちょっと小振りでギュッとクリームと魅力の詰まったシュークリーム。
ぷよんと食感のあるカスタードクリーム。
カリカリとした生地とともに食感を楽しめる1品です。
タルトリンツァー。
「1つください」と注文したら「どれにしますか?」と形で選ばせてくださいました。
形の整いすぎないやつをチョイス。
生地はしっかりシナモンの効いたもの。
ナッツ系の香ばしい風味も負けず劣らずしっかり主張しています。
ラズベリーのジャムは味ももちろん見事なマッチングですけど、食感としても効いていますねえ。
さくホロッと崩れた生地をガシッと受け止めるジャム。
ポレンタ粉のクッキー。
こちらは枚数指定で注文できたので、僕は2枚購入。
コーンミールを使ったクッキーで、プチプチした粒の食感が楽しい1品。
むしろカツカツとかに近いくらいはっきりと粒の食感が主張しています。
素朴ですが個性が立っていてとても印象に残るクッキーでした。
これは毎回買いたくなってしまいそう。
というわけでまだまだ買ってみたいお菓子があるので、しばらく通ってしまうなと思いながらごちそう様でした!