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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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麻布十番の「Scene KAZUTOSHI NARITA(シーン カズトシ ナリタ)」でカヌレ、クロワッサン、フィナンシェ、ガレット・ブルトンヌ、エンガディナー、あまりんのフレジエ、あまりんのショートケーキ。

この日は朝だけ外出して後は引きこもろうと思っていたので、朝から開いているお店で甘い物を買って帰ることにします。

 

ということで脈絡がありませんが経堂から麻布十番へ移動。

 

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Scene KAZUTOSHI NARITA(シーン カズトシ ナリタ)。

ロブションやエスキスなど名店で活躍されて、アジアのベストパティシエにも輝いたシェフのお店。

 

朝からずらりと商品が並んでいました。

 

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カヌレ。

開店時間に合わせて焼きたてが登場。

スペシャリテのひとつのようです。

 

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小振りですが強めに焼き込まれた深い色合いと、武骨な焼き肌。

 

焼きたてでひとつ、時間を置いてからひとついただきましたが、表面はわりと軽い食感で中も結構やわらか。

山椒は小粒で何とやらみたいな感じに、ぐいっと強いお酒を煽るようなお酒の香りがしっかりめ。 

 

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底が凹になっているカヌレって初めて見たような気がします。

サイズの関係でしょうか。

 

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クロワッサン。

こちらも焼きたて。

やや丸みを帯びて膨らんで、薄めの焼き色が鮮やかに赤身を帯びています。 

 

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バターが濃厚で均整の取れた巻き込みの軽やかな生地でした。

小麦粉よりはバターの風味がメインの印象。

 

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フィナンシェ。

こちらはちょっと焼き込みすぎに見えましたが、使っている糖の種類なのか生地自体が茶色っぽくなっているようでした。

キャラメルフィナンシェとかっていう感じ。

 

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バターがじっとり生地に馴染んで、とてもしっとりした質感。

深みのある甘さが印象に残りました。

 

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ガレットブルトンヌ。

剛健に見えて、噛むとザクザクほろほろと崩れる繊細な質感。

 

粒を集めてギュッと握ってそっと置いたような、言ってみればカウンターでいただくお寿司のような繊細さです。 

 

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そう思って見てみるとビジュアルも結構角が欠けていて、味がある仕上がりになっていますね。

 

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そして上から下まで、一層一層に違う魅力のある感じがひと噛みの中に感じられて奥深い魅力のある1品でした。

 

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エンガディナー。

ガレットとは一転して浅い焼き色が目を引きます。

 

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これはこれでさくホロッと繊細な脆さ。

サンドされたナッツとキャラメルの味わい、食感を際立たせる生地のやさしさがいいですねえ。 

 

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あまりんのフレジエ。

あまりんというのは埼玉の希少なブランド苺だそう。

 

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あまりんの特徴といわれる果皮の赤さは確かにすごくインパクトがあります。

小粒ですが、箱を開けたときに広がる香りの鮮やかさもなかなかのもの。

 

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酸味は抑えめで、甘みがとてもしっかりした苺でした。

 

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表面を赤くあしらっているのも特徴的ですね。

 

アーモンドの生地は少しモッチリしたもの。

 

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ムースリーヌはかなり軽い食感、味わい。

クリーム・パティシエールにも近いような仕上がりになっていたようにも思います。

 

ショートケーキと並べて「日仏の~」という宣伝文句も使われているようだったので、日本人の食べやすさを意識した仕立てに感じられました。

この苺の特製をよく活かしたフレジエでした。

 

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あまりんのショートケーキ。

黄色みの強いスポンジはむぎゅっと詰まったモチモチ感の感じられるタイプ。

 

スポンジがよく膨らんでいるからか、懐かしい表現を使うと若干イナバウアー気味になっています。

 

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お店公式の写真と比べてシャンティがかなり多め。

傾いていた理由はそこにもあるかもしれません。

 

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シャンティはかなり軽い食感で、その分舌に広がる味わいもやや乏しくなっていたように思います。

それがこの量なので苺や生地の味も若干負け気味。

 

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ひとつひとつの素材は良さそうで、誤差の範囲ですごくよくなりそうに感じたので、また機会を作ってお邪魔したいと思います。

ショートケーキは春だけかな?

 

というわけで、朝から本格的なお菓子をあれこれ選べてとても楽しめました!

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