2度目の北鎌倉「珈琲 綴」さんへ。
前回は遅い時間の訪問だったので真っ暗な山道をお店へと向かいましたが、今回は気持ちのいい朝のハイキング気分でした。
エチオピアをアイスで。
味を紹介する表現は「ドライフルーツ、曇天」。
キンと冷たいコーヒーが流れ込んだ舌の上で、深めの甘みと深めの苦みがまったり。
注文時と会計時以外は会話も禁止のサイレント営業をされていましたが、先客はいらっしゃらなかったので、ただただ静かな店内で氷のカランと揺れる音だけ響きます。
メキシコ。
味を紹介する表現は「肥沃な土、黒なのにカラフル、重層的苦みと生クリーム」。
舌触りというか、最初に感じる味わいはとてもフラットなのですけど、じわじわと苦味、続いて甘み、コクと豊かな風味が広がっていきます。
ガトーショコラはネットリと重みを感じる質感ながら、味わいはビターというよりは甘みとカカオの華やかな香りがバランスよく感じられるもの。
前回は外が真っ暗な時間帯で、空間に飲み込まれそうな雰囲気の中で物思いに耽ってしまいそうな店内でしたが、今回は爽やかな光の差し込む朝を過ごしてお店を出るときに希望を胸に踏み出せるような時間を過ごせました。
サイレント営業な分、コーヒーとの対話を楽しめたのかもしれないなと思いつつ、大満足でごちそう様でした!