このところ毎週のように伺っている富ヶ谷の「ル・ヴァン」さん。
1984年オープンという押しも押されもせぬ老舗の名店ですから、基本的なパンのラインナップは不動で、あとは季節の商品が入れ替わる感じなのですけど、この日はちょっと珍しいものがあったので買ってみました。
メランジェ(よく焼きver.)。
普段よりもよく焼きで、ちょっと表面が固くなっているという説明がありました。
少し変化を付けてみたのかなとも思いましたが、値段を下げての販売だったので実験的なものか、あるいはちょっと失敗だったのかもしれません。
といっても良さが損なわれているということはなく、バリッと焼かれてムチムチッとした強い引きを生んでいるこれはこれでまた違った魅力となっています。
こういうのをお値下げで販売する「町のパン屋さん」的なこちらのお店の感覚が垣間見える素朴なところがまた好きなのですよねえ。
胡麻パン。
信州上田の本店焼きのパンだそうで、富ヶ谷店ではあまり見かけない商品だったのでこちらも購入してみました。
たっぷりの黒胡麻入りで、風味も食感も胡麻、胡麻、胡麻。
ぎゅっと詰まっていて型がしっかりして見えますが、食感はふかふかです。
胡麻の風味を活かしてサンドイッチにしたり、トーストしてもさらに香ばしさが増したりして美味しくいただけました。
またいただいたことのないメニューに出会うのを楽しみにしつつ、ごちそう様でした!