この日はシーズン真っ盛りのカキフライをいただくことを心に固く誓いながら「とんかつ八千代」さんへ。
問題は何と合わせるかだ、と思いつつ席に着きます。
煮物は里芋煮ときんぴら、はんぺん。
炊き合わせで出てくるのが定番になっていますが、こうして数種のおかずが盛り合わせになっているのは珍しい気がします。
穴子・カキフライ。
というわけで、カキフライの相棒は穴子に決定。
真っすぐ伸びた一本揚げでド派手なビジュアルになっています。
穴子が1本にカキが4つ。
ピラミッド状に均整の取れた三角形を形作ります。
カキはシーズンが進むにつれてかなり大きく、味もやや濃くなってきた印象があります。
この時期はシーズンの中でも特に大きさ、味のバランスがとれたカキがいただけるような気がいたします。
穴子は最近大きいのが少ないのか、あっても高いのか、「いいのが少ない」という声も聞きますが、こちらはいつも厚みがあって白身魚としての旨みの力強い1品をいただけるのですよね。
タルタルとの相性も抜群。
特徴的な香りの際立つ2品と、「八千代」さん特有の味の濃い衣、たっぷりのタルタルが相俟って贅沢至極の朝ご飯となりました。
大満足でごちそう様でした!