モーニングとランチの間くらいの時間で「ル・ヴァン」さんの併設カフェ「ル・シァレ」さんへ。
店頭に夏限定のかき氷の用意があることを示すのぼりが出ていて、これは!と思ってスルスルと入ってしまったのですよね。
まずは本日のプレートのパンとスープ。
パンや机の雰囲気によく合うお皿もかわいいです。
カシューチェリーとカンパーニュ。
シンプルに生地の旨みを味わうカンパーニュと、チェリーの酸味がカシューナッツやバゲット生地の素朴さとコントラストを生むカシューチェリー。
家でもよくいただいているパンなのですけど、ややこちらの方が厚みのあるスライスで食べ応えがあります。
カブのスープ。
「温かいスープですが大丈夫ですか?」と確認がありました。
時期が時期ですし、冷たいスープを期待するお客さんもいるということなのかも。
カブというと冬のイメージが強いですけど、さっぱりして青みのある甘さが飲みやすい1杯でした。
スパイスもちらほら。
野菜のプレートも登場して、これでひと揃い。
サラダに加えて、野菜のお惣菜を盛り合わせた1皿になっています。
色鮮やかでこういうところに隠しきれないセンスがムンムン出てます。
ビーツの和え物、奥はインゲンとクスクスのサラダのようなもの。
こちらは卯の花とドライトマトときのこみたいな感じだったと思います。
身体にやさしくて、味もバランスも見た目もよくて、おまけにもちろんお店のパンに合うお料理ばかりなのですよね。
気付けば植物性の食品ばかりだったのですけど、そういうことを特に謳わず、意識せずとも十分に満足度の高いところがさすがです。
かき氷(てんさい糖)。
シンプルイズベストとメニューにも書かれた、その通りの1杯です。
シンプルに味わうからこそ改めて感じられるてんさい糖ならではのコクの深い甘み。
すっきりしつつも物足りなさはない、甘さの新たな1面に触れられるような1杯でした。
余談ですが、ビーツって「てんさい糖」の原料のビートと同じものかと思っていたのですけど、実際には、甜菜はビートで火焔菜がビーツのようでした。
ビートとビーツって同じ英単語の読みを変えているだけにも思うんですけど、そういう日本語ってたまにありますよね。
ビーツはテーブルビートとも言われるようです。
などということを調べながら、のんびりといただきました。
食材と正面から向き合えるお店だからこその学びだったかもとしみじみ思いつつ、ごちそう様でした!