夕飯は飲食店も営業を終え始めるような時間になってしまいましたが、小倉駅そばの「みのり」さんへ滑り込めました。
観光客向けっぽいお店やチェーン店は避けつつ、美味しい魚介のいただけそうなお店を検索して、こちらのお店の刺し盛りの写真が目を引いたのですよね。
岩もずく。
メニューを見ると和食、洋食、中華の他、創作料理も並んでいて、特にジャンルはない居酒屋さんのよう。
この日は「お腹は空いていますか？」だけ確認されて、ご主人おまかせのコースのような形でいただけることになりました。
ローストビーフのサラダ。
これで1人前なのですけど、コースのサラダとしてはちょっとお財布が心配になるボリュームです。
しっとり仕上げた火入れ、特別なものを使わないでもいい味にまとめるドレッシング。
刺し盛り。
シマアジ、平政、ひらめ、エンガワ。
全国どこでもいい魚は高く売れる豊洲市場に集まるみたいなことを聞くこともありますけど、産地が近くて市場もすぐそばにあるようなこういったお店は、鮮度の意味で一枚も二枚も上手ではあるのですよね。
ご主人曰く、こちらでも熟成をかけて食感をソフトにしたり、旨みを強めたりすることはあるようなのですけど、スタート地点の鮮度が違うから全く仕上がりは違うと。
すき焼き。
九州のブランド牛だったと思うのですけど、銘柄を失念……。
九州は海鮮あり、肉あり、果物ありで、「何を食べても美味しい」を地で行くエリアですよねえ。
お肉に結構しっかり火を入れたら、
うどんを入れて完成。
ここまででまあまあ量がありましたけど、お肉もうどんもするする入ってしまいました。
デザート代わりにすいか。
店主さんはプロかと思われるほど釣りに入れ込んでいる方で、「だからお魚が美味しいのかあ」と受け止めていたのですけど、さらに聞けば銀座の「シェ・イノ」で働かれていた経歴があるそう。
そう言われると俄然黒板のメニューがどれも気になってまいりましたが、この日は他のお客さんももうみんな帰ってしまっているくらいの時間だったので断念。
またきっとこの地を訪れる際にはこのお店を選ぼうと心に誓いながら、ごちそう様でした！
