「米花」さんを出た後、やっちゃ場へ買い物に行こうと思ったところで、青果棟の天ぷら屋さん「天房」さんに空席があるのに気付きました。
ちらっとホワイトボードに目をやると春らしいメニューも並んでいたので、考える間もなく吸い込まれるように店内へ入ります。
先客は1組のみで、天ぷらもささっと出していただけました。
普段は大抵満席で入るのにも、入ってからも待ち時間があるのでかなり珍しかったように思います。
ふきのとう天。
今シーズンは2度ほど家でふきのとうを揚げましたが、なかなか上手く花開かずだったのですけど、やはりお店でこうパッと咲いたふきのとう天をいただくとこの形が風味の広がり方に直結しているのだなと改めて思い知らされました。
ちあゆ天。
"稚"というには大分育ってしまった感はありますが、軽い食感でほろりと苦い春らしさはしっかり備えた1品でした。
ギンポ天。
短い期間だけいただける希少なネタ。
少し間を空けて時期が2回あるようですが、今回はシーズン1回目かな。
ノープランの飛び込みで入店しましたが、季節のネタを大満喫できました。
次回はどんな季節のネタをいただけるか楽しみにしつつ、ごちそう様でした!