SNSで絶賛されていたニューオープンのパン屋さんへ。
上野と日暮里の間くらいの場所にある「think」さんは「Vaner(ヴァーネル)」さんの跡地にできたお店で、"上野桜木あたり"にあるとは聞いて「ざっくりだな」と思っていましたが、お店の入っている複合施設の名前が「上野桜木あたり」なのだそうです。
カルダモンロール。
「Vaner」さんの定番商品だった北欧のパンがこちらでもメニューインしていました。
ホールから粉砕したカルダモンを使っているということで、バターとはまた違った方向の華やかな風味が加わっています。
裏面はキャラメリゼしてあって、サクモチカリッと食感のバリエーションも楽しかったです。
カンパーニュ・フリュイ・サングリア(赤)。
サングリアをイメージしたというパンは白と赤があって、今回は赤に。
赤は、赤ワインに漬け込んだいちじくなどを使ったものとのこと。
渋みが加わったフローラルな甘みが、ナッツの香ばしさと合わせて深い味わいを生んでいます。
カンパーニュのベースの味のよさもあって、お菓子っぽくならず「いいパン」として仕上がった1品でした。
カンパーニュ。
せっかくなのでベースのパンも。
比較的やわらかでもっちりとした食感。
特別酸味を感じることはなく、旨みと香ばしさが残るパンでした。
お料理と合わせることによって甘さが引き立つ味作りだったと思います。
なるほどレベルの高さが感じられて、気になるパンも多かったので早く再訪したいなと思いつつ、ごちそう様でした!