少し前から気になっていた幡ヶ谷のカフェ「Café Les Gourmandises」さんへ。
田園調布にあったお店が「果実店CANVAS」の跡地に移転してきて、2023年12月にリニューアルオープンしたようです。
SNSの写真で見かけて、フランスっぽいサンドイッチとお菓子が絶対好みの感じだなと思っていたのですよね。
かき揚げ蕎麦サンド ふきのとうソース。
フランスの定番っぽいサンドがメニューに並ぶ中、期間限定メニューがぶっ飛んでいたので初訪問ですがレギュラーメニュー外を選んでしまいました。
蕎麦粉を18%使った自家製バゲットに、ふきのとうとそら豆のかき揚げを大胆にサンド。
パルミジャーノ、ふきのとうのソース、柑橘の香りで風味を強めた個性爆発の1品です。
蕎麦色に色付いたバゲットは、素朴な甘みと香ばしさが独特な味わいであとを引きます。
ふきのとうとそら豆のかき揚げ。
ふきのとうは揚げるとピンと張って広がるので、かなりボリューム感が出ています。
ほのかな苦み、揚げ油やそら豆からの種類の違う甘みと、少し特殊な味を意外な組み合わせで重ねた春の味を豪快にワシワシと噛み締めていただきました。
柑橘の皮を卸して香り付け。
こういったところで、和っぽくもありフランスっぽくもあり、といえそうなセンスを感じる1品でした。
素晴らしい。
苺と桜のムラングシャンティ。
ムラングシャンティはお店のスペシャリテのひとつのようで、今回は春のフレーバーに仕上げた1皿です。
苺を桜の花の塩漬けを使ったソースでマリネして、ムランがシャンティに散らしてありました。
ショートケーキに馴染みがあるからか、日の丸の組み合わせだからか、苺を使った赤と白のスイーツは心にしっくりきます。
絡めてあるソースに塩気が強めに利いているのがちょっと意外。
見た目に桜要素はあまり分からないのですが、食べるとかなりはっきりと桜の香りに包まれるデザートでした。
もっと通ってレギュラーメニューを押さえたり、季節メニューを追いかけたりしたいな!と大興奮でごちそう様でした!