笹塚きら井の頭公園駅前に移転した「喫茶余白」さんへ。
琥珀糖専門店「シャララ舎」さんに併設する喫茶で、移転後も隣り合わせで営業されています。
オープン前から今か今かと待っていたのですけど、結局開業から少し経っての初訪問になってしまいました。
生わらび餅(珈琲シロップ)。
移転前に食べそびれていたお菓子メニューをいただきます。
シロップは他にミックスベリー、グレープフルーツがありました。
ぷるんぷるんの舌触りで、もっちんと弾力のある歯応えの生わらび餅。
珈琲シロップは、わらび餅のイメージと合わせて黒蜜と交錯する感じも。
ゆっくり過ごすことのできるお店なので読みかけの長編小説を持って行ったのですけど、40ページ以上にわたるお店の過ごし方の説明書きをじっくり読み込んでしまい結局小説は開きませんでした。
コーヒーは、注ぎ足し分のポットとお供の琥珀糖を添えて提供されます。
好みや気分に合わせてブレンドしてくださるコーヒー。
「深煎りで甘みを感じるもの」と伝えたら、「ブラジルの中煎りと深煎りに酸味のあるコロンビアを加えて、甘みというか苦みの角を取りました」ということでした。
産地や焙煎に加えて、意図を伝えてくださるのが嬉しいです。
可愛くて食べられない(美味しいので食べる)琥珀糖たち。
他所で琥珀糖というものを食べたことがないので比較対象を持ち合わせないのですけど、この小さいお菓子からひとつひとつ違った風味が感じられて、可愛いだけでない魅力の詰まった1品なのですよね。
旧店舗が素敵すぎたので、移転後はどうなるのかドキドキしていましたが、さすがの世界観で魅了されました。
また厚めの小説を持って行きたいなと思いつつ、ごちそう様でした!