午前中は街の東側の高台にあるスペインモスクへ。
経路検索すると「徒歩30分」と出たものの、高台のてっぺんがすぐそこに見えていたのでそんなにかからないだろうと思って歩き始めましたが、クネクネと随分上って行くので、頂上に着くまでに結局30分くらいかかりました。
青の街を見下ろす景色をしばらく楽しんだ後、街に戻ってお昼ご飯をいただくことに。
よく調べもせず「Chez Foad」というお店に入ったら、地球の歩き方にも掲載されている名のあるお店のようでした。
野菜のクスクス。
世界最小のパスタといわれるクスクスはモロッコが発祥だそう。
タジンでたっぷりの野菜と炊いてあります。
アフリカに来て最初のレストランでの食事だったので多少身構えていたところがありましたが、意外にもかなり薄味で驚きました。
もうひとつ驚いたのは、きゅうりの味が濃くて特筆すべきほど美味しかったこと。
ちょっと真似してきゅうりを加熱調理してみたくなりましたが、日本のきゅうりとはそもそもが違うということなのかもとも思われました。
チキンタジン。
そんなに高くなかったのでクスクスとタジンをそれぞれ注文しましたが、半身くらいのボリューミーな鶏が出てきました。
一緒に炊かれているのは大量のオリーブ。
鶏皮の脂が濃厚に浮いていますが、味付け自体はこちらも淡白。
この国の食文化は、あっさり味なのかな?と感じる1点目でした。
パンは定番のホブス。
フライドポテトは、しっかりした塩気。
タジンは蒸し料理なのでヘルシーなイメージもありましたが、油の浮いたソースにパンを浸して食べる感じはアヒージョに近い気がしました。
想像もしていなかった食体験が待っていそうだなと改めて感じつつ、ごちそう様でした!