ちょっと遅くなりましたが、お昼ご飯を食べていなかったのでどこかでモロッコっぽいものを……ということで「Restaurant Bab Ssour」へ。
テラス席に案内されると、耐えられるかどうかを通り越して諦めるしかないレベルのハエが飛んでいました。
この記事内の写真にハエが写り込んでいないことは、奇跡と言っても過言ではありません。
ミントティー。
モロッコの飲み物といえば、生搾りオレンジジュースかこのミントティー。
ようやく2大巨頭のもうひとつに出会えました。
旅行前にガイドブックで「ミントティーにはポットに最低50個は角砂糖を入れる。モロッコでは糖尿病が社外問題になっている」という記述を見ていたので戦々恐々としていましたが、観光客向けの対応が進んでいるのか基本的に今回の旅行で出会ったミントティーは砂糖別添えで提供されるものが多かったです。
しっかりとした爽やかさと濃いミントのえぐみみたいなものが、慣れない味のベクトルではあるのですけど面白い飲み物だなくらいの感じでいただくことができました。
モロッカンサラダ。
きゅうり、トマト、レタスを和えたシンプルなモロッコの定番サラダです。
味がほぼほぼ付いていないのは少し意外でした。
海老のタジン。
前日にタジンを食べたときにも感じましたが、日本でかつてヘルシーな調理として流行った蒸し料理のイメージとは違ってモロッコで食べるタジンは油が煮えたぎっていて、どちらかというとアヒージョに近いお料理という印象です。
小海老をつまみつつ、途中でレモンを搾りつつ、自動で付いてきたホブスを旨い油に浸してむさぼるようにいただきました。
ある程度は知識でイメージできていたはずだった部分が覆されることが多くて、これは面白くなってきたぞと思いながら、ごちそう様でした!