マラケシュ探索のスタートはマラケシュ南部にあるバヒア宮殿へ。
19世紀に宰相の私邸として建てられた建物だそうです。
アーチ、タイルを敷き詰めたモザイク装飾、美しい中庭と、イスラム様式の魅力が詰まった建造物で、割と似たようなパターンの空間が続くのですけど細部を見れば見るほど緻密さと美しさに吸い込まれるように引き込まれてしまいました。
続いてショッピングでもしましょうということで、旧市街にあるスークへ。
世界最大とも言われる市場で、雰囲気としては道幅の狭いアーケード商店街という感じ。
写真はスークの脇道に抜けた路地で、このカラフルでポップな鉢は街の至るところで見かけました。
朝から歩き回ったのでスーク途中のカフェ「Le Mart」で休憩することにしました。
旅行前から気になっていたスパイスコーヒーをメニューに見つけ注文しました。
モロッコの特徴的なコーヒーの飲み方のひとつらしいのですが、どちらかというと家庭で親しまれるものということもあるのか、お店のメニューではここまで出会わずにきたのですよね。
表面にはクレマが浮いているのでエスプレッソ系の雰囲気?
事前に予習した感じではスパイスを煮出すイメージだったのですが、実際のところは分からず。
一方でコーヒー液の中には粉砕したホールスパイスと思われる粉塵が漂っています。
飲んでみると、シナモン、カルダモン、クローブ、ジンジャー辺りが入っていそうでチャイに近いけど、ブラックペッパーが結構強い感じで意外でした。
スパイスが口に残るのでその辺りの好みは分かれるかもしれませんが、僕は率直に言ってとても好きな飲み物でした。
旅行中また他のお店でも出会えることを楽しみにしつつ、ごちそう様でした!