lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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表参道の「月光茶房」でヴィンナ・グラッセ、イエメン/イッブ(ナチュラル精製、中深煎り)。

「羽當」さんで時間調整して伺ったのは表参道の「月光茶房」さん。

2021年に通常営業は終了して、現在は月4回程度の不定期営業をされているのですが、週末の営業はそのうち1回のみということで、営業スタイルを知ってから随分経つもののなかなかタイミングが合わずにいたのですよね。

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ヴィンナ・グラッセ。

ぱっと見はコーヒーゼリーのように見えますが、冷たいウインナー・コーヒーです。

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想像していたよりクリームたっぷりで、コーヒーにたどり着くまでにひと口、ふた口と飲み進める、というか食べ進める必要がありました。

甘さのあるクリームでデザートをいただく感覚ではありますが、脂肪分を受け止めて自らの武器にするような、コーヒーの芯の強さ、そしてその繊細さまで表現された1杯でした。
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全然上手に撮れていないのですけど、実物は何とも美しいドリンクでした。

後日「月光茶房」さんの位置情報でお客さんのインスタ投稿を眺めていたら、隣の隣の隣にいた中国人の常連さんが僕のヴィンナ・グラッセを隠し撮りしてアップしていて「何がしたいんや!」とびっくりしましたが、それだけ魅力的に見えたということではあるんだろうなあと思った出来事でした。
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イエメン/イッブ(ナチュラル精製、中深煎り)。

せっかくなのでもう1杯、ストレートのコーヒーもいただきます。

焙煎度合いは「中深」とされていますが、ネルドリップで密度濃く成分を抽き出されたコーヒーは深煎りを飲むときのそれに近い印象。

イエメン独特の薬のような甘さと濃厚な旨みで、舌が包み込まれるような温かさを感じます。

コーヒーが素晴らしいのはもちろんですが、カップやオーディオ、レコードといったところにもご主人の多彩で深い趣味の光るお店なのですよね。

僕は恥ずかしながら「素敵なカップだ!」と思うに留まりましたが、有識者には以下のご感想をいただきました。

https://x.com/lockandgo65/status/1809740882499035556?s=46&t=WaK4QeD6Nw-cnB5dtNfetw

来てよかったと思うと同時に、なぜもっと早く来なかったのか悔しさ

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