先日初訪問して1回でどハマりした三鷹台の「花梨と小虎」さんへ。
メニューとにらめっこして、魅力的な品の数々に嬉しい悲鳴を上げながら何とか注文を決めます。
まずは今月の冷菜5種。
今回は茗荷と胡瓜の甘酢漬け、人参とキヌアの胡麻和え、とうもろこしの玉子焼き、冬瓜と干し椎茸のオイスターソース煮、茄子と獅子唐の海老味噌炒めでした。
意外な組み合わせも多く取り入れていますが、胡麻和えにキヌア、玉子焼きにとうもろこしなど色の収まりがいいというか、見た目は鮮やかながら奇抜さはなくシンプルに揃えていらっしゃるのが特徴的。
味付けは基本的に穏やかですが、1品1品に個性の立ったところがあるのでお箸が止まりません。
ラム肉のガーリック炒飯。
間違いのない掛け算に、掛け算を重ねて旨みと香りの爆発する炒飯です。
攻撃力に全振りしたような推進力の大きな香り。
ベースはガーリックが強くて、ラムの香りはその陰で旨みを増強する役割を担っているようなイメージです。
ライス自体も味と食感が立って、一粒一粒が食材として機能しているような見事な調理具合でした。
汁なし担々麺。
名水もち豚の叉焼がこれでもかと盛り付けられています。
自家製のタレと四川山椒のかかったひと皿、これをよく混ぜて和えてからいただきます。
こんな仕上がり。
平麺のちぢれ麺に甘辛のタレがよく絡んで、歯応えのいい叉焼も存在感があります。
こちらの麺料理は初めていただきましたが、次回から余計に注文を決めるのに困ってしまいそうな抜群に美味しい1皿でした。
杏仁豆腐 干し無花果のシロップ煮のせ。
季節のデザートなのかなとも思いつつ、前回からさほど間を空けずに伺ってしまったので同じ杏仁豆腐でした。
でもこれが美味しいのですよねえ。
繊細な杏仁豆腐と、比較的風味の強い干し無花果の組み合わせですが、不思議とバランスよく噛み合って杏仁豆腐のよさも引き立てられているのですよね。
早速次は何を食べるか考えながら、ごちそう様でした!