自分の中でコーヒーゼリーブームの波が来ているのですけど、SNSを使って検索していると今の時代はレコメンドがそれ一色に染まってしまってブームが加速するのがあるあるになっている気がします。
そんなわけでおすすめに流れてきた写真を見て、未だかつて足を踏み入れたこともなかった地、京王永山駅に降り立ちました。
酷暑の中、駅から徒歩20分以上の道のりを経てたどり着いたお店は「珈琲屋黒子」さん。
地図に書かれた場所にお店が見当たらず、恐る恐る大きな団地の中に入り込むような形で回り込んだらそこにあってビックリしました。
猛烈に汗をかいていましたが、初めてのお店なのでマイルールに従ってコーヒーはホットでいただきます。
珈琲ゼリー。
側面が波打ったお花のようなグラスで可愛いです。
お店の説明によると、低温抽出した深煎りコロンビアを固めたゼリーと、上にはチョコレートのシャンティ。
シャンティはほんのり色付いている程度ですが、印象は随分大人っぽく、それでいてやわらかいものになっているように感じます。
食べ始めて驚きましたが、下のゼリーは格子状にナイフを入れて食べやすくしてあるようでした。
ガラスの側面の構造上スプーンを入れづらそうかな?とも思っていたので、ありがたい配慮でした。
コーヒーは「紫猿」。
ブレンドの名前かと思いましたが、シングルオリジンのようでこちらはインドネシア・マンデリン。
カラメルのようなメイラード反応由来の甘香ばしさを引き出しつつ、苦みは比較的抑えたような中深煎り。
アクセスがそんなにいいわけではないこともあって、どちらかというとご近所のお客さんを賑わっていた印象。
コーヒーは、エスプレッソ系もあって特にラテがよく出ていたように思いますが、ハンドドリップのコーヒーもこだわりがありそうで色々飲んでみたくなりました。
また別のお菓子も狙いつつ再訪したいな!と思いながら、ごちそう様でした!