ゆらゆらとあちこちを歩き回った1日でしたが、最後は新宿に流れ着いて夕飯をいただくことにしておうどん屋さんの「切麦や 甚六」さんへ。
ミシュランガイド東京のビブグルマンに選ばれていることもあってかインバウンドにバレているお店のようで、整理券を取ったら20組以上の待ちと出たので心が折れかけましたが、紀伊国屋書店でも行こうかと思って歩き出して10分くらいしたら「あと2組」になっていて慌てて戻ったら即入店というタイミングでちょっと謎でしたがラッキー。
あまりに暑かったので冷たいかけうどんが食べたかったところ、夏季限定メニューがドンピシャだったので飛びつきました。
ぎばさ冷かけうどん。
冷かけうどんに、ぎばさ(正式名称はアカモクという海藻)、とろろ、うずらの卵がのっています。
うどんは3たてを守って、太めのコシ強めで讃岐うどんの特徴を明確に示しているような麺です。
お出汁はいりこがかなりシャープに香ります。
比較的はっきりした味のお出汁でしたので、ぎばさととろろ、うずらを混ぜ合わせてまろやかにしたときの心地よさが際立ちます。
夏魚の天ぷら(いわし、きす)。
日本酒のラインナップも豊富でおつまみ系のメニューも魅力的だったので、天ぷらもお願いすることに。
うどんの注文を差し置いて天ぷらでお酒の進んでいる紳士もいらっしゃいましたので、常連さんにとってはそういう存在でもあるのだろうなと思いました。
うどん、天ぷらともに他のメニューも気になってしまうな!と思いつつ、ごちそう様でした!