この日はちょっとだけ足を伸ばして西所沢の「negombo33」さんへ。
高円寺や川越の店舗には伺ったことがあったのですけど、本店のカレーは別物というお話を聞く機会があって気になったのですよね。
ワンオペで営業されていて、4,5人待ちで結構待ち時間がありましたが、無事に店内へ案内していただけました。
2種盛り(ラムキーマ、ポークビンダルー)。
中心のライスを隔てて2種のカレーを盛り付けてあってシンプルですが「いいカレー」のオーラがムンムンで、美しいです。
ラムキーマ。
水分をしっかり飛ばしてある印象ですが、パサつくということはなく味の感じられ方も舌触りもこれがベストと思わされる仕上がり。
下に溜まった脂をライスに合わせていただくとまた格別の味わいです。
ポークビンダルー。
キュッとくる酸味と、想像していたより強めの辛み。
豚肉は大きな塊で食べ応えがあり、ピンクペッパーも多めで風味が印象的でした。
確かに高円寺で食べたものとは全く印象の変わる1皿でした。
時間と手間暇をかけて、味を引き出されているのが目に浮かぶような何とも深い味わい。
ちょっと距離はありますが、またここまで食べにきたくなります。
深煎りブレンド。
カレー屋さんながらコーヒーも自家焙煎されている本格派ということで気になっていたので、食後のコーヒーもいただきます。
甘さがじんわり出始めたくらいの焙煎加減で、しっかりとビターな味わいも舌に残ります。
キャロットケーキ。
今でこそ食べられるお店が多くなったキャロットケーキですが、「negombo33」さんでは10年以上前からの人気商品ということでこちらも気になっていたのですよね。
にんじん、レーズン、くるみの入ったしっとり生地に、レモン風味の爽やかなクリームチーズのフロスティング。
生地はシナモンの他、クローブ、カルダモンといった甘く爽やかなスパイスが香るカレー屋さんらしい味わいで、フロスティングの軽やかさも合わさって、カレーの後に嬉しい1品でした。
深煎りのコーヒーにもよく合う。
コーヒーゼリー。
せっかく来たので思い切ってデザートをもう1品。
ざっくりとクラッシュしたコーヒーゼリーに生クリームを絡めたスタイル。
最近ゼリーをカットして提供するタイプのコーヒーゼリーに連続して当たっていましたが、これは滑らかさが感じられてまたいいですね。
最後に散らしてあるのはカカオニブか何かみたいに見えましたが、乾燥ザクロなのだそう。
強めの酸味がいいアクセントで、浅煎りのコーヒーみたいに味の印象を方向付けていて面白かったです。
またきっと再訪しようと心に誓いつつ、ごちそう様でした!