少し先に讃岐うどんの本場へ行くことになったので、都内のお店にいくつか伺って予習しておきましょうということでこの日は神保町「丸香」さんへ。
閉店間際の時間で10人以上の列ができていて、「この辺りで麺が終了します」と言われた"この辺り"にいたのでドキドキしながら待ちましたが、ギリギリ案内していただけました。
むじなうどん。
冷かけかきつねうどんと思って来ましたが、きつねとたぬきを合わせた冷たいおうどんがあったのでこちらにしました。
きつね(=お揚げ)とたぬき(=天かす)をどちらものせた狢のおうどん。
冷のみというメニュー設定になっていました。
キンと冷えたお出汁はいりこがギラッと利いたもの。
甘く似たお揚げとのコントラストがまた秀逸です。
"狢"からにじむ油の旨みと甘みでいりこがマイルドになるのもよし、一方で丼のふちに添えられたわさびでツンとくる清涼感を加えるのもよし。
夏の定番として食べたくなるおうどんでした。
ちくわ天(鯛ちくわ)。
むっちりと強い弾力に、魚の甘み。
というわけで、東京随一のおうどんを食べて、これより本場は美味しいとしたらどんなにすごいのだろうと期待に胸を膨らませつつ、大満足でごちそう様でした!