続いて少し歩いたところにあるかき氷屋さん「Setouchi Hidamari Kakigori」さんへ。
台風の影響もあって他のお客さんの姿はなく、到着時には軽く驚かれるくらいでした。
何でも高松を拠点のひとつにする不動産屋さんが運営するかき氷屋さんで、東京で食べたかき氷をきっかけに瀬戸内のフルーツを使ったかき氷を思い付いたのだそう。

文旦。
真っ白でこんもりと盛り付けられたかき氷の上に、文旦の果肉をのせてあります。
果肉の食感がはっきりして、ぷちぷちもきゅもきゅと穏やかな甘みが広がります。
氷の部分は素の氷に見えて、実はずっと文旦の味が濃く染まっている仕上がり。
これには思わずむふふと笑みがこぼれます。

中にはマスカルポーネのクリーム。
素朴な文案の味はそれだけでも十分に魅力がありますが、このコク深い要素を挟むことで1度リフレッシュして改めて穏やかな中に渋みや苦みといった繊細なニュアンスがはらんでいることを意識することができました。
フルーツ自体の持つ魅力を100%を超えて引き出されたようなかき氷でした。
和三盆レモンマスカルポーネ練乳。
ライターで料理家?の方とのコラボメニューのようです。
ビターで酸味のあるレモンのソースに、量は多くないながらも主張のはっきりした甘みの練乳。
文旦の方もそうでしたが、緩急のくっきりと付いた味わいになっています。
振りかかっている粒は和三盆。
ソースに使っているのかと思いきや(使ってもいるのかもしれませんが)、こうして食感も楽しい要素として活かされていました。
フルーツの味をストレートで、あるいは手を加えて、最も魅力を広げる形で見せてくれる表現が印象的なお店でした。
四国のフルーツというと「ねいろ屋」さんを思い出すところもあって、個人的に好みなかき氷でした。
なぜか神奈川にも支店があるそうなので、そっちも行ってみたいなと思いつつ、ごちそう様でした!