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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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豊洲の「やじ満」でもやし炒め。

この日はお店の公式ツイッターで発表された復刻メニューをいただきに豊洲市場7街区「やじ満」さんへ。

 

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元気にご挨拶して、お目当てのお料理を注文すると、ほぼほぼ分かっていたかのような笑みを浮かべて「はい!」とお返事をいただきます。

 

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待つ間にジャンボシューマイをいただきます。

 

やじ満さんでは「そのまま食べても美味しくお召し上がりいただけますが、何かかけるならソースをおすすめしています」という説明がありますが、ソースにたどり着く前に食べ切ってしまう美味しさで困ります。

 

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メインのお料理は、もやし炒め。

 

一度メニューから消えたお料理が、復活したということのようです。

前を知らないかも。

 

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やじ満さんのお料理にありがちなのですけど、メニュー名が控えめすぎて実物が出てくるとギャップで喜びが2割、3割増しになるシステム。

 

もやしの他に、にんじん、玉ねぎ、きくらげといった野菜だけでなく、お肉まで入っています。

 

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メニュー名の考え方としては、ゼロからのもやし炒め、ではなくて「ニラともやしの炒めもの」からの引き算のイメージのようでした。

 

これはサクッと済ませたい朝に持って来いだな!と思いながら、ごちそう様でした!

外出自粛の要請に素直に従ってみている話。

新卒で社会人になった春以来、約8年間ほぼ1日として欠かさず週末のたびに通ってきた市場へ行くのを自粛して書いています。

様々な考え方や思いがあると思いますが、僕が外出を自粛した方がいいと考えるに至った理由です。

 

僕は医療の専門家ではないので、以下はネット上にある情報をまとめているだけです。

 

新型コロナで怖いのは急速な感染拡大

いま社会として優先すべき事項は、感染拡大のスピードをできるだけ遅らせることだそうです。

 

 

上記の動画は音声は英語ですが、日本語字幕で観ることができます。

少なくとも04:50以降を観ていただくと、いま最も恐れるべきは急速な感染拡大だということが分かるのではないかと思います。

 

「動画を観る環境にない」「その時間がない」という方は以下のツイートをご覧いただくと、その怖さが垣間見られます。

 

 

これらを前提として、いま取るべき行動とは。

 

なぜ外出自粛なのか

繰り返しになりますが、いま社会として優先すべき事項は、感染拡大のペースをできるだけ遅らせることです。医療がパンクして、治療さえしてもらえないまま大量の犠牲者が出る絶望的な事態を回避するためです。

 

この目標のために、市民が取るべき行動は「外出自粛」だと要請されています。シンプルに接触する相手を少なくすれば感染のリスクを抑え、感染したとしてもそのルートを把握でき、急速な感染拡大を防ぐことができるからです。

 

「自分が感染しないために」ではありません。感染拡大のスピードを遅らせるための、外出自粛です。

 

www.nikkei.com

 

都内ではすでに先週の3連休前に厚生労働省のクラスター対策班が出した予測感染増加幅の、2倍のペースで感染が増加し始めているそうです。1週間で51人増加と予測していたところ、101人の増加でした。

 

note.com

 

こちらは都知事の緊急記者会見を受けて書かれた記事で、大変日本の現在地が分かりやすいのでぜひご一読いただきたいところですが、一部だけ引用させていただくと、

緊急記者会見に踏み切った理由は、41名の感染者数よりも感染ルートがわからない感染者が「10数名」出てきたということです。

NHKの番組でも押谷先生が、東京の20人の感染ルート不明患者が、それぞれ繋がっておらず全て孤発例であれば「おしまい」
と緊迫した表情で3/14の取材の時点で言っています。

現在の東京はすでにどこかで一気に感染が広まっているかも分からないような状況です。

 

東京都が神奈川県、千葉県、埼玉県に対して、この週末の不要不急の都内移動自粛を要請したのも、東京から他県に感染が広がるリスクを考えての判断でした。

 

都内はいま、無数の感染爆発がどこから発生してもおかしくありません。

 

心苦しい。

正直に言えば、僕は昨日までは「好きなお店を応援してあげたい!」「行きつけのお店のピンチに、お金を落としにいくのは不要不急ではない」と息を巻いて過ごしていたので、何も偉そうなことは言えません。

ただ、休日だった昨日、日中に外で見た都内の様子と、冒頭に挙げたイタリアの感染拡大の様子を伝えるツイートの内容が重なって危機感が募ってしまいました。

 

身近に飲食店関係の方も多い人生になってきているので、苦しんでいる姿をたくさん見ていて、こんなことを書くのも大変心苦しいのですけど、外出自粛要請は守った方がいいのではないかと思いました。

 

「要請」なんて民間に責任を丸投げされたら、事業者は自身や従業員の命がかかっているし、僕たち客も愛すべき店があって、情で動いてしまうんだよ…お店は開けてしまうし、開けられたら行ってしまうんだよ…という思いで胸が張り裂けそうです。行政が責任をもって営業禁止を命令してくれよ…清き一票なめんなよ…という気持ちがないではありません。

 

とはいっても、たとえ国や自治体の方策が悪手であっても、悪政であっても、いま都民の「外出自粛」は守られるべき行動なのではないかとも思うのです。

政治が守ってくれないなら自分たちで自分たちの生活を守るんだ、という考えになるのは当然ですが、いまは「急速な感染拡大のスピードを抑える」ということの優先順位を上げなければ、「悪政に市民の暴走が重なった」という事態になりかねないのではないでしょうか。

 

 命を懸けて自分のお店をもって日々戦ってきたみなさんからしたら、僕の考えなんて甘ちゃんの戯言にすぎないというご指摘も分かります。

でもいまは、何か外出自粛を守りつつ、応援したい客の気持ちをお金に換えてお店に還元できる方策を考えられないでしょうか。 

これなんか好きなお店がやってくれたら喜んで参加するな!と思いました。知らないお店でも、面白いリターンがあればきっとお金を払ってみたくなると思うんです。

 

テイクアウトに力を入れるお店もあると聞きます。

 

日本でなかなか浸透しなかったテレワーク導入がこれをきっかけに進んだように、「そういうのはやらない」「よく分からないから」という気持ちをグッと堪えて、変わってみるべきときだったりはしないでしょうか。 

外出自粛を優先しながら、各お店が取り組み方を考えることはできないでしょうか。僕も結局丸投げで申し訳ありません。

新富町の「鮨はしもと」でおまかせコース19。

2月7日(金)、このところすっかり予約の取れないお店になった「鮨はしもと」さん。

 

ありがたいことに他の方にお誘いいただいて年に数回はお邪魔できていますが、今回は久しぶりに自分で席を確保することができました。

 

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というわけで浮足立って開店を待ちます。

 

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どうしてもこういう時期ですから、新型コロナウイルス感染拡大の影響はありますかということを聞いてみましたが、この頃は同業者同士でも「あまり感じない」というお話をされていました。

 

外国人のお客さんもキャンセルなどはほとんどないけれど、ただ一点、海外のお客さんに「どこから来たんですか」と聞くことだけは周りのお客さんに無用な感情を生みかねないため控えているとおっしゃっていました。

 

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それとは関係ないそうですが、この日は連絡の行き違いで2席空きがありました。

 

2人少ないと随分仕事に差が出るそうで、かなり余裕のある営業になることに。

「やることないな」「ヒマだな」

と橋本さんがニコニコしながら進めていく様子が新鮮でした。

 

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はまぐり出汁、根三つ葉。

前回訪問からほとんど間を空けていませんでしたが、真鯛からはまぐりの出汁に替わっていました。

 

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根三つ葉と海苔のような香り。

 

食欲をくすぐる旨みのパンチでコースが始まります。

 

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平目。

 

朝締めのふわっとした質感、軽く立ち上がる旨みが特徴的です。

 

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平貝。

 

ほたてに近くはあるのですけど、コリッと強い歯応えと、甘みより旨み寄り。

 

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平目と平貝。

やさしい爆発力。

 

余談ですけど、字面がそっくりですね。

 

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ふぐ白子焼き。

 

下に酢飯、上からかける黄身醤油には酒、みりん。

 

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白子を割って混ぜて、リゾットのように仕上げていただきます。

 

酢飯の酸味が入るのがポイント。

 

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すっぽん茶碗蒸し。

 

すっぽんは出汁がそんなにないので、鰹出汁で旨みを添加。

 

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塩胡椒で味を調えているのですけど、香りだけでいうと塩ラーメンのスープみたいな感じになっています。

 

すっぽんの身がゴロゴロ。

 

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子持ちヤリイカ煮。

 

季節柄、各所でいただく機会がありますね。

ありがたいことです。

 

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レアに仕上げてあるそうで、中がとろんとしています。

 

身もぷちゅっと弾ける食感で、他ではいただいたことのないタイプのヤリイカ煮でした。

 

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上から見ると八角形。

 

ガラスのような質感が心地よい湯呑みです。

 

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握りはまだ先ですが、この辺りのタイミングでまぐろが切られ始めます。

 

美しい手付き。 

 

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サバ巻き。

 

ガリ、大葉、たくあん、胡麻、あさつき。

 

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ガリとたくあんが小気味良い食感で、サバはほどほどの脂乗り。

 

大葉の爽やかな香りと、胡麻の素朴な香り。

 

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牡蠣、筋子味噌漬け、あん肝。

 

定番のおつまみ3種盛り。

 

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甘い味付けが珍しいあん肝。

 

ふわっとして、とろっと口どける柔らか仕上げです。

 

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牡蠣味噌漬け。

 

ねっとり濃厚な食感。

通年用意はできるもののやっぱりこの時期の牡蠣が味がいいそう。

 

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筋子味噌漬け。

 

水分がしっかり抜けてねちねちっと強く引き締まった食感。

濃厚な味の凝縮。

 

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焼き物は太刀魚。

 

焼き始めた段階から凄まじく食欲をそそる焼けた脂の香りが広がっていました。

 

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日本刀の切っ先のようなギラリと光る皮目。

 

炭火で焼いて、身の中で煮えたぎる脂、皮目はパリッパリです。

 

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ここから握りが始まります。

お茶が新しいものに。

 

生の魚を口に入れてはさらっと流す意味合いもあるので、熱々にすることに意味があるのですよね。

ちなみに、お寿司屋さんのお茶を粉茶にする意味は「熱々でも味が強く出る」という特徴からと伺ったことがあります。

 

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ガリと指拭き。

 

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ガリはポリポリ食感の出る厚み。

 

辛みは強すぎず、ほんのり甘い仕上がりでどんどん進んでしまいます。 

 

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春子昆布締め。

 

いつもは小肌から始まるところですが、今回は数がなかったために春子からスタート。

前回訪問から日が経っていなかったので、変化があってむしろありがたいところ。 

 

もっちりして身のいい香り。

 

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山口のまぐろ赤身。

 

 サクッと少しだけ歯応えを感じてから、ねっとり。

 

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北寄貝。

歯に当たるところはじゃくじゃく歯応え、それでいてソフトな身質。

 

生の甘みと、火入れで引き出した旨み。

 

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千葉鴨川のブリ。

 

皮目は炙って、漬けになっています。

やさしい脂と、合わせるのはからし。

 

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スミイカ。

 

かなりねっとりした食感でしたが、細かく入れられた包丁の効果もあるのかも。

 

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中とろ。

キメ細かにサシの入った腹かみ。

 

 スンッと軽くとけます。


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さよりは、生姜をかまして。

 

青魚の渋みの効いた味が際立ちます。

ゼリーのような食感。

 

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今回は橋本さんに余裕があったので、真正面の席で、まぐろの話をじっくり聞きながらいただくことができました。

 

昨年秋に移転して新店舗になって、ご主人との距離感が物理的な面以上に小さくなった気がするのですよね。

ありがたいことです。

 

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大とろ。

 

スッと軽く、味は濃厚に。

同じ個体のまぐろで、少しずつ変化の付く味わいが興味深いです。

 

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鰆。

前回はいぶしネタがなかったのですけど、今回は定番のこちら。

 

いぶした香りと、チーズのように深い旨みの熟成味。

 

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車海老。

青みを帯びたかなり色鮮やかな色み。

茹ですぎかも、と思う火入れではありましたが、甘みが強くで印象的な味でした。

 

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バフンウニ。

 

軽い口当たりでしっかり甘み。

 

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穴子。

 

ほわっとほぐれて、白身の旨み、ツメの甘みとちょっと苦み。

 

ここから追加分の握り。

 

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ほたて。

貝の旨みじみた強い甘みに、めっちゃすだち。

 

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赤貝。

バキバキに強い歯応えで、めっちゃ海藻。

 

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〆にお椀。

 

塩気を押さえたしじみのお吸物。

 

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玉子。 

海老の香りが立って、しっとりして中心部は少しとろっと。

 

今回は幸運にも短いスパンで2度お邪魔できましたが、次の予約は取れておらずいつになるやら分からないので、しばしのお別れです!と告げてお店を後にします。

 

ごちそう様でした!

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