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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「喫茶岩田」で自家製梅ジュース。

続いて気になっているドリンクのあった喫茶岩田さんへ。
 
比較的空いているのどかなカウンターに着席。
 
さて、メニューを確認すると…
 
あら。
 
気になっていたのは「抹茶ラテ」と「ゆずスカッシュ」だったのですけど、この辺り仕入れ品のようでした。
 
せっかくお店でお金を払っていただくなら"自家製"がいいなあ…ということで注文したのは、
 
自家製梅ジュース(490円)。
 
岩田さんの夏限定の定番メニューですね。
 
あ、出てきただけでいい香りした!
 
ちょっと色っぽい香り。
 
自家製ならではのちょっとクセの強い風味がいいですねえ。
 
こういうクセの出た梅ジュースって、アルコールに近い香りを含んでいますよね。
間違えて梅酒を出されても気が付かないかもしれないなあと思ったりしたことが何度となくあります。
 
そんなちょっと大人っぽい香りのする自家製梅ジュースでした。
やじ満さんから続いて夏限定メニューを堪能できました。
 
ごちそうさまでした!

築地の「やじ満」で冷やしわんたん。

7月8日(土)、一夜明け週末の築地へ。
この日はお昼にがっつりフレンチの予約を入れてあったので、朝は軽めに済ませます。
 
やじ満さんは空いてるかな?とお店を覗いてみると、お客さんがいらっしゃるのは入口手前の2席だけであとはガランとしていました。
 
「今日はこんな感じです!」とお姉さん。
 
僕の次にいらっしゃった常連さんには、
「今なら何でもすぐできますよ~」
とご案内していらっしゃいました(笑)。
 
僕の注文は冷やしわんたん(950円)。
最近はあまり隠れていない隠れメニュー。
 
確かに心持ち早めに提供されたように感じました。
 
冷やし中華の「麺」をわんたんに替えたメニュー。
麺でもちゅるちゅるっといただけますが、わんたんの方がなめらかに入ってきますね。
 
わんたんは軽めのボリュームでお願いしてあります。
 
やじ満さんのチャーシューは脂のない肉々しいタイプ。
 
冷やし中華には多少脂がある方が合うかもしれませんが、タレをたっぷり絡めて浸みこませていただきます。
 
玉子は軽い食感。
 
ほんのり甘み。
 
そうか、あとはトマトがないんだなと気付いたのでラー油で"赤"を追加。
 
ラー油の絡んだわんたん、プッチンと肉餡が弾けて酸味の効いたタレと出会って…
 
夏はやっぱりこれだね!と感じる爽やかな一皿でした。
 
お店を出る頃にはすっかり満席近い状態に。
河岸らしさ満点のこちらのお店で、朝イチにいただく夏メニュー。
何だかいい気分になって、ごちそうさまでした!

代官山の「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」でミルフイユ。

一旦帰宅して荷物を置いた後、しばらく前から食べたいと思っていたフランス菓子をいただきにはるばる代官山へ。
 
さすがに長い距離を歩くと身体の火照る季節になりましたね。
 
やってきたのはイル・プルー・シュル・ラ・セーヌさん。
店内に3つあるテーブルが1つだけ空いていて、無事に待たずにイートインできました。
 
お目当てのメニューを注文して待ちます。
 
ミルフイユ(600円)。
イートイン限定メニューは常に3,4種類ラインナップが用意されていて、季節によって変化がありますがミルフイユはレギュラーで常時あるのだと思います。
 
注文を受けてからクレーム・パティシエールを絞って完成。
 
パートフィユテを3つに分割してからクリームを絞ってありますね。
 
ミルフィーユといえば「食べ方分からない問題」がありますが、これだととりあえず迷うことはなくいただくことができます。
上手に綺麗に食べられるかどうかは個人差がありそうですが。
 
軽いキャラメリゼがキラキラ。
 
焼き色も淡くて、見事な黄金色の輝きですね。
 
ぽってりしたクリームは、甘さがしっかりしつつもバニラの香りでスッと流れる高貴な味わい。
 
それ自体の主張が前面に出すぎず、あくまで生地に香りを加えるクリームと言う印象です。
 
間違いなくメインはこの生地。
驚くほどに軽く弾ける食感で、ツァクツァクツァクッと微弱な歯応えで砕けた反動で空気がファッと広がって香り立ちます。
 
香りの印象としては、かなーり軽め。
上品といえば上品、感じ方によっては「物足りない」とさえ言ってしまう人もいるかも。
何を隠そう僕自身、今まで食べたことのあるミルフィーユとの別物のような方向性に最初は捉えどころがなく感じてしまいました。
 
これまで食べてきたミルフィーユがカレーなら、こちらは一番出汁。
上品な香りがスッと鼻に抜けて「あ、いいな」と素直に入ってくる心地よさ。
さらに目をつむって味わうと、旨み、甘み、そして苦みに渋み、複雑に絡み合う奥深さ。
 
それぞれのパーツの完成度、相性、バランス、どれを取っても非の打ち所がない優等生なお菓子でした。
 
これが通年用意されているというのは本当にありがたいことだと思います。
また定期的に食べたくなってしまいそうです。
 
ごちそうさまでした。

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