lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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神保町の「オトナリ珈琲」でキャロットケーキ、エスプレッソトニック。

「オトナリ珈琲」さんのキャロットケーキが食べたくて、神保町へ。

店内ほぼ満席でしたが、カウンターの端に1席空いていたのでそのまま着席できました。

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キャロットケーキ、エスプレッソトニック。f:id:lockandgo65:20240430165335j:image

月替わりでロースターを替えるドリップコーヒーにも惹かれつつ、ドリンクは初めてのエスプレッソトニックをお願いしました。

レモンがトニックウォーターのシトラスチックな香りを強めて、より爽やかな味わいに。
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キャロットケーキ。

シンプルなパウンドケーキ型……と見せかけて、食べ始めると実はなかなかにトリッキーな構成になっていることに気が付きます。

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途中ドライパインを感じたので店主さんに伺うと、ミックスドライフルーツみたいなものを使っていらっしゃるとのことでした。

キャロットケーキのドライフルーツというとレーズンが定番ですが、味わいも食感もバリエーションが生まれていて楽しいです。
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もうひとつ変わっていたのは、フロスティングにまでくるみが混ぜ込まれていた点。

フロスティングは単調になりがちなアイテムですが、ここに軽快な食感が加えてあるのは目から鱗でした。

美味しさだけでなく、驚きと楽しさのあるお菓子に大満足でごちそう様でした!

虎ノ門の「草枕」でパナマ・ゲイシャ(中浅煎)、チーズケーキ。

もう別の飲み物!というくらいジャンルの違うコーヒー屋さんをハシゴしてきましたが、最後は久しぶりの虎ノ門「草枕」さんに移動して〆ることに。

日曜日が定休日で、個人的に最近土曜に時間を使えない日が多かったのでなかなか伺えずにいたのですよね。

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パナマ・ゲイシャ(中浅煎)。

ネルドリップの深煎りを…‥と思ったら、パナマの浅めの焙煎の豆があったので飛びつきました。

カカオ農園という名前は初めて聞いた気がしますが、SHB(Strictly Hard Bean)という標高1500メートル以上の高地で栽培されたことを保証する等級の豆のようです。
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深煎り的な重さはなく、かといって浅煎りの尖った酸味もないごくさっぱりとした飲み口で、余韻にほんのりゲイシャらしい香りがゆらめきます。

浅煎りのお店で飲む深煎りと、深煎りのお店で飲む浅煎りは全然違うところに着地する印象がありますが、これもまさにそんな感じ。

中浅煎りといっても、前提とする火入れの深さが全く異なっていそうで、極端に豆の味を残さずにあくまでも焙煎によって味の手綱を両手でガッシリ取った上で、豆の個性を少し残したような風味のバランスでした。
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チーズケーキ。

いちじくのジャムを添えて。
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ぎゅっと詰まってしっとり。

チーズの風味は穏やかで、濃密ながらも素朴でやさしい甘さの1品です。
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コーヒーの味を立てるために計算されたようなチーズケーキでした。

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この日のコーヒーハシゴの〆に相応しいメニューに出会えて大満足でした。

キャリアのある深煎りの名店ですが、コーヒーの幅の広さに挑戦されている姿勢が素晴らしいなと感動しつつ、ごちそう様でした!

代々木上原の「acid coffee」でPANAMA ABU 6GN、COLOMBIA EL PARAISO GEISHA(LETTY)。

SNSで見かけて気になっていたお店をちゃんと調べてみたら代々木上原にあるということが分かったので、ルンルンでお邪魔することに。

お店は「acid coffee」さん。

もともと「GLITCH」さんにいた方のお店だそうです。

※以下のご自身による記事が詳しかったです

アシッドコーヒー生誕秘話|Acid Coffee Tokyo

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1杯800円から、上は1万円を超えるコーヒーもあるのだとかで選択肢が豊富で悩ましいところでしたが、お店の方の巧みなコミュニケーションに導いていただいてこの2杯に決定。

ハーフサイズにできるということでしたので、どちらもハーフでいただいています。
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PANAMA ABU 6GN。

世界的に高い評価を得ているパナマのアブ・コーヒーの豆だそうで、この頃SNS上でその名前をよく見かけて気になっていたのでした。

テイストとしてGRAPEが挙げられていましたが、ファーストインプレッションと余韻の間の中間味のところに重みの感じられる甘みのあたりに確かにぶどうを感じました。

ぶどうの頭になったことで、ワインの味を探すような感覚でいただいていました。
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COLOMBIA EL PARAISO GEISHA(LETTY)。

こちらは有名なエルパライソ農園のゲイシャです。

こちらもテイストとして挙げられている桃の香りを強く感じますが、かなりさわやかな飲み口でした。

当たり前ですが、ABUとの全く違う味わいに刮目。

液体が冷めていくにつれ、どこかで口にしたことのあるフレーバーが立ち上がってきた……!と思い、何の風味だったか絶対に行き着こうと考えを巡らせていたら、「コーヒーの風味」でした。

それくらいコーヒーから離れたスタート地点だったことに軽い衝撃を受けました。

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どれだけ通っても飲みきれなさそうなラインナップが用意されていて、随分膨大な楽しみが増えたなと心弾みつつごちそう様でした!

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