lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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豊洲の「米花」でまぐろ大とろ刺身、根菜の煮物、ズワイガニのお味噌汁。

珍しくカメラを持たずに市場に行ってしまったこの日。

まあそんなこともあるかと、スマホを握りしめて「米花」さんに入店します。

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まぐろ大とろ刺身。

そんな日に限ってこんな美しいまぐろが……といっても、「米花」さんのまぐろが美しいのは毎度のことかと思いなおします。
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大きな塊のカットなので、口の中でバターがとけるようにどっしりじんわりと甘い脂が広がっていきます。

添えられたほたてもぷりんっぷりんで、甘みが濃厚。
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根菜の煮物には、旬の新筍がごろりごろりと入っていました。
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シュールな見た目になってしまっている蟹のお味噌汁。

1杯まるまるお味噌汁椀に入っているときも豪快すぎて笑ってしまいましたが、これはこれで。

こちらも蟹の甘い香りがお味噌汁いっぱいに染み渡っています。
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海の幸は甘いなあ!と冬みたいなことを考えながら、大満足でごちそう様でした!

下北沢の「夜パフェ専門店 Vigo」で千寿菊-マリーゴールド-、蒲公英-ダンデライオン-。

以前北海道への旅行を考えていた際に夜パフェというジャンルが気になっていましたが、下北沢に専門店ができたと知って早速行ってみることに。

お店は「夜パフェ専門店 Vigo」さん。

元は千葉県の流山おおたかの森にできたお店で、現在は都内でも下北沢の他に蔵前にも支店を出されているようです。

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ドリンクは、ばら花冠茶をチョイス。

見た目も華のある、ばらの香りのするお茶です。f:id:lockandgo65:20240627155928j:image

パフェは季節替わりで4種類ありましたが、まずはオレンジの夜パフェ・千寿菊-マリーゴールド-をいただきます。

カウンターは、照明の位置的に逆光っぽくなってしまうため、写真はだいたいこんな感じです。
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マリーゴールドをイメージしたオレンジのパフェとのこと。

要素がかなり多くて、紹介の通り書き連ねると、ローズマリー、グリュエドカカオ、パッションチュイール、マンゴーレアチーズクリーム、オレンジとアプリコットのパウンドケーキ、フィユタージュ、オレンジチュイール、ピンクペッパー、チョコレートアイス、オレンジ、ピンクグレープフルーツ、ブラッドオレンジジュレ、アールグレイクリーム。

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まず食べ初めに印象的なのは、トップのオレンジとアプリコットのパウンドケーキ。

焼き菓子が入ることで、ほくほくした食べ応えがグッと増しています。

またパフェの要素としては結構ボリュームがあるので、各要素をこれと絡めて食べ進める形になりました。

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チョコレートアイスにはピンクペッパーがかかっていて、特徴的な風味。

さらにここからジュレ、フレッシュの柑橘、アールグレイクリームと、趣の異なる要素が次々と混ざり合うので、味や食感の軸が目まぐるしく変わっていきます。

複雑に要素の絡み合うパフェでした。
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続いてレモンとピスタチオの夜パフェ・蒲公英-ダンデライオン-。

トップの綿菓子が倒れてしまうのを何度も立て直して、最終的に何とか形にして提供してくださったのですけど、目の前でパッションフルーツソースをかける演出で一瞬で綿菓子がとけたので少しびっくりしました。
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こちらはレモン&生姜マカロン、飴板、綿菓子、シナモンサブレ、フランボワーズ、レモンシャーベット、シャンティ、オレンジチュイール、塩ミルクアイス、ピスタチオホール、エルダーフラワージュレ、ピスタチオクリーム、みかん。
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シナモンサブレの上にピスタチオクリームがのっている形で、その下から登場するレモンシャーベットと合わせて、この3つが3大要素になっているイメージ。
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こちらも味の組み合わせや一体感といったところを楽しむというよりは、「色々あって楽しい」というジャンルのパフェに感じました。
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あの手この手で楽しませようとするパフェで、人と夜にゆっくり過ごす場所としてもいいのかもなどと思いながら、ごちそう様でした!

幡ヶ谷の「kasiki」ではるかのスープ/よもぎとヴェッキオサンペーリのアイス。

4月になったので幡ヶ谷「kasiki」さんの月替わりのスープとアイスのメニューをいただきにまいりました。

今年は桜が遅かったので、ようやくやってきたかなと思われるようになった春らしさを感じさせる内容のようで期待が高まります。

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はるかのスープ/よもぎとヴェッキオサンペーリのアイス。

はるかは日向夏の自然交雑から生まれた品種の柑橘、ヴェッキオサンペーリはシチリアの熟成ワインです。
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よもぎのアイスは見た目ほど草気が強くなくて、ほんのりな風味。

ヴェッキオサンペーリで深い甘みが加わって、お店のSNSで説明されていた「春の野山の風景」が思い浮かぶような香りが広がります。
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そして、「意外」と言ったら失礼かもしれませんが、主役はむしろはるかのスープ。

グレープフルーツ系の爽やかな香りの後に、苦みが心地よく乗っかった甘みがどしっとくるのですよね。

「春は苦味」と教えてくださったシェフがいらっしゃいましたが、これもまたひとつの春の味といえそうな味の積み上げ方でした。

今回もそれぞれの要素といい、その組み合わせといい、驚きと学びのあるひと皿でした。

大満足でごちそう様でした!

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