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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「米花」で穴子・シャコ丼、きんぴら、さつまいも煮。

10月19日(木)、ぼやっとしていたら木曜日になっていまいましたが米花さんへ。
 
週後半に伺うのは久しぶりですねえ。
 
週末に迫った大イベントやお天気の話。
雨が続きますねえ。
 
お味噌汁のネギはほとんど火が通っていなくてちょっと辛め。
 
小付けはゴボウとニンジンのきんぴらとさつまいも煮。
 
米花さんのきんぴらは随分久しぶりな気がしますねえ。
 
繊維ゴリゴリのゴボウとトロリとやわらかな人参。
どちらも素材そのものの強い香りを残しつつ、甘い味付け。
照りがいいですね。
 
さつまいももネットリしてとても甘みが強かったです。
 
メインが出てこの日のひと通り。
 
「ご飯はどうする?」と聞いていただいたので少なめでお願いしたら丼→深皿に替わったようです。
 
穴子・シャコ丼。
この週の月曜に登場した久しぶりの穴子を逃していたのでラッキーでした。
 
以前はレギュラーメニューで用意されていた穴子丼ですが、随分長いこと見かけていなかったのですよね。
特にいつも確認していたわけではありませんが、断られているお客さんを見ることはあっても米花さんで穴子はとんと姿を拝見していませんでした。
 
この日はシャコと盛り合わせ、月曜にはなかったそうです。
 
米花さんのワサビはこのところ生だったりそうでなかったりそれぞれあるように思いますが、この日は恐らく生でした。
甘みがあって美味しかったです。
 
米花さんの穴子というと、お酒だけで煮たのではないかと思うほど純白の"白煮"というイメージでしたが、今回はほんのり色付いているように見えました。
お出汁で煮たからか、はたまた誤差の範囲か。
 
穴子は肉厚、極厚。
空気を含んで絡み合った微細な繊維質の身は力強い旨み。
皮目はちゅるるんと厚みのあるコラーゲン質、さらに甘いツメが加わって緩んだところへワサビを挿し込んで引き締めます。
 
ご飯は酢飯で海苔がたっぷり、この辺が米花さんらしさですね。
 
大変お久しぶりでしたが、美化されがちな思い出の中の穴子よりも数段上質な穴子でした。
贅沢な話、レギュラーメニューに復活してほしい1品だなあと思いました。
ごちそうさまでした!

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