lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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浅草の「グリル佐久良」でエビフライ。

お昼はちょっとご無沙汰していた浅草のグリル佐久良さんへ。
 
GW中の浅草ということで混雑を警戒・・・していたにもかかわらず、のんびりしていて開店時間に遅れてしまいました。
 
恐る恐るお店を覗くと・・・・・アラ?
 
「今日はこんな感じみたい」
とお母さんも困ったような顔で笑っていらっしゃるくらい空いていました。
 
注文は決めてあったのでササッとお願いして、お隣の常連さんとお母さんのお話に混ぜていただきます。
 
注文はエビフライ(1900円)。
 
エビは大サイズが3本、まっすぐピンと、すこーしだけ自然大な曲線を描いています。
 
そしてこのドバーッとかかったタルタル、その量も魅力的。
 
個人的にはソース系って使わないで食べることが多いので、初めからかかっていないほうがありがたいのですけど、、、
 
佐久良さんは、べつ!
 
さらに言えば、1本はタルタルがかからないように盛り付けてくださっていますね。
 
上から、キャベツとパセリ、レタスにポテサラ、そしてレモンを添えて。
 
全体像を確認したら、いざ!
 
がぶり、ザク!ぶりいん!
 
エビは甘みはほんのりですが、旨みと香りがしっかりしています。
佐久良さんの絶品揚げ衣と相対して引けを取らないエビの味わいです。
 
この後お客さんが引けたこともあって、厨房からお姉さんも出て来てくださってゆっくりお話することがきました。
 
「こんな日もたまにいいのよ」とお母さん。
あんまり続くと良くないでしょうが、とてもいいランチになりました。
こんな日もたまにいいですね(^^)

築地の「高はし」で大目ます(かま)塩焼き。

5月6日(土)、GW最終盤のこの日、朝イチの混む時間を避けて高はしさんへ・・・のつもりでしたが、昼前まで途切れることのない大行列。
 
連休疲れで却って空いていたりして、なんて軽く考えていましたが甘かったですね。
 
2時間近く並んで入店。
 
ひとと一緒だったのであっという間でしたけどね!
 
大目ます(かま)塩焼き(3000円)。
桜ますに代わるように登場した高はしさん、続いての鮭鱒系はこちら。
 
桜ますは「本ます」、大目ますは「白鮭」という別の魚ですね。
 
桜ますは脂というより身の香りの良さが図抜けているので、脂の少ないシモが好みですが、
大目ますは何といっても脂。
 
というわけで、最も脂を堪能できるかまの部位をお願いしました。
 
そこかしこから脂が浮き出しています。
 
パチパチ、チリチリと脂の弾ける身にズバッとお箸を挿れます。
 
表面がカリッと、ぷしゅっと脂が噴き出ますね。
 
ちゅるっとした舌触りで、力強く濃い脂。
つつく部分によって印象が微妙に変わりますが、常に共通するのは「やっぱり脂!」感。
 
もうひとつ特筆すべきは、皮目の美味さ。
カリカリに焼き上がっているのは当然のこと、焼き上げる過程でたーっぷり脂を吸っているのでとてもジューシー。
言ってみれば"魚界の北京ダック"です。
 
桜ますに続いて大目ますも時期が短いので、もう1回というのは厳しいかな?
とりあえずかまを押さえられてよかったです。
 
ごちそうさまでした!

中華街の「東林」でカツ丼アタマ。

この日の東横線沿線行脚の最終目的地は、直通のみなとみらい線で横浜・中華街へ。
 
こちらのブログで、ずっと気になっていたレアメニューがレギュラーメニューに昇格したと知って確かめるべく参上した次第です。
 
東林。
重慶飯店別館の向かいの通りを斜めに入っていったところにお店があります。
 
中途半端な時間だったので、先客は3組ほど。
 
問題のメニューをお願いすると「ちょっとお待ちください」と店員さんが厨房へ。
 
しばらく戻っていらっしゃらなかったので不穏な空気を感じましたが、
「お時間いただきますけど大丈夫ですか?」
とのこと。
 
お願いすることができてひと安心しました。
 
そして実際はそれほど待たずに出てきたのは・・・
 
カツ丼アタマ(850円)。
もともとまかないで作っていたメニューが不定期でランチメニューに入るようになって、陰の人気メニューになったカツ丼。
満を持してレギュラー昇格を果たしたそうなのですよね。
 
ご飯なしでおかずだけいただけますか?と身振り手振りを交えて中国人かと思われる店員さんにお願いしたら、
「アタマだけってことですか?」
と返されて、無事に注文を通していただけました。
 
ご飯なしでも値段は変わらず、セットの中華スープ付きとのことでした。
 
ちゃんと七味も出て来ました。
 
このメニュー以外で使うことはないでしょうから、わざわざ用意されているのでしょうね。
 
やや薄めのロースカツを小松菜、たっぷりの玉ねぎと一緒に卵とじ。
 
ネットで過去に召し上がった方の写真を見ると、丼のパターンと平皿のパターンとあるようですね。
今回はアタマだけなことも関係してか、平皿盛りでした。
 
ロース肉は脂身が多くて好みが分かれそうですが、個人的には大アリ。
むしろ大当たり。
 
噛むとジュッジュッと甘ーい脂が噴出してきます。
 
卵はほどよく半熟、生っぽいところも残る浅めの仕上がり。
甘くて薄めの、食べやすい味付けが意外でした。
 
衣はチャリチャリとクリスピーさが残った状態で、これも好み。
煮汁をたっぷり吸ってよく膨らんで、ちょっとクリスピー、これ満点をあげたいくらいでした。
 
忘れず七味もかけてみると・・・日本!
そもそも中華っぽさは、しいて言うなら青菜くらいのものでしたが、七味をかけると驚くほどに日本っぽさが出ました。
 
いやいやいやいや、「1度は食べておきたい」くらいの気持ちで伺いましたが、ど真ん中ストレートで好みにハマりました。
これはまた機会をみつけて食べに行ってしまいそうです。
 
朝からどのお店も満足し続けた幸せな1日でしたが、〆に相応しいインパクトと幸福感をえることができました。
ごちそうさまでした!

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