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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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豊洲の「米花」で鶏そぼろ卵とじ丼、鶏スープ。

12月21日(金)、風が強くて冷え込んだこの日、寒い手をこすりながら米花さんへ。
 
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新しく購入したというティーポットが登場。
 
席数が多いのでいくつか欲しかったところだったものの、ひとつしか残っていなかったそう。
 
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そうこうしているうちに、お料理が揃ってきます。
 
豊洲に来てからの定番メニューですね。
 
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鶏そぼろを卵でとじて、やさしく甘辛な味付け。
 
卵とじがふわとろ仕上げです。
 
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ちょっと見えづらいですが、大きめの身の塊もゴソッと隠れていました。
 
やさしい味付けなだけに、海苔の香りも随分主張しますね。
 
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既にこの日の献立は揃ったかと思いきや。
 
Jさんが「ホラ!」ともう1杯どんぶりを運んでいらっしゃいます。
 
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鶏スープ。
「寒いときは鶏のスープってあったまんのな!」
 
前週もいただいたものは手羽先のスープでしたが、今回は手羽元も入っていました。
そしてスープ自体白濁した濃厚なものになっていますね。
 
お野菜もたっぷり入って、この日はご一緒した方と分け合っていただいたのですけど、それでもボリューミーな1杯。
2人すっかり温めていただきました。
 
というわけで、2018年最後の訪問になってしまいそうですが、ごちそう様でした!
今年は大イベントがありましたが、無事に終えられてひと安心。
また2019年もよろしくお願いします。

銀座の「ぺるしぃ」で七面鳥ひな胸肉ロースト、蝦夷鹿のシチュー、山ウズラのテリーヌ、苺のムース他。

話題の映画で泣き腫らしたこの日、夜は銀座に出てお誘いいただいたジビエの会へ。

 
今シーズンはあまりジビエをいただいていなかったので、ありがたいお誘いでしたねえ。
 
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やってきたのは、久しぶりのぺるしぃさんです。
 
シェフにご挨拶。
 
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ドリンクはペリエをお願いして、まずはみなさんと乾杯!
 
世間的にはメリークリスマース!
 
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食事に合わせて焼き上げられた自家製パン。
 
水分多めの生地は、モッチモチのふかふかで、無駄な小細工のない小麦粉がはっきり香るパンですね。
 
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パンと一緒に出される定番のペーストは、紅あずまと焼き茄子。
 
紅あずまの香りがこうして外食でフューチャーされているのが久しぶりだったので、素朴な魅力にグッときました。
 
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まずは前菜、山ウズラ(ペルドロー)のテリーヌ。
 
定番の、シンプルに調理された色とりどりの野菜で彩ったスタイルでの提供ですね。
 
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ちょっと写真では分かりづらいかもしれませんが、山ウズラの骨でとったコンソメのジュレ。
これがかなりインパクトのある味で、苦み、さらには渋みがビリビリ放たれるのですよね。
ちょっとお茶にさえ近く感じられる、独特の風味でした。
 
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山ウズラは背開きにして、巻き込んだ中はフォアグラ、トリュフの香りを付けたジュ。
 
むぎゅむぎゅに詰まった身質の山ウズラ、濃厚なコクを残して口どけるフォアグラの組み合わせにリズム感があります。
 
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メインのお皿もモリモリ。
 
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カブとブロッコリーとチーズのキッシュ。
 
シンプルなだけに、カブとブロッコリーの香り方がポイント高いです。
 
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骨付きで焼いたターキー早い者勝ちで、まったく印象の違う部位を奪い合います。
 
僕のはむっちむちでザクッと歯切れのよい食感が印象的な部分でした。
 
骨付きで焼くのは、身が縮んで水分が抜けてパサパサになるのを防ぐ効果があるそうです。
 
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フォアグラソテー…の下にあるのがもうひとつのメイン。
 
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蝦夷鹿のシチュー。
仕上げの胡椒がビリリと効いています。
 
じっくり煮込まれて、全繊維質ほぐれるほど。
以前1度だけ食べた熊肉にちょっと印象が似ていました。
 
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これは黒香茸という、初めて聞く名前の茸でした。
 
写真では分かりにくいですが、動物のように毛並みのいい質感。
舌触りにパンチのある茸でした。
 
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パスタはシンプルなチーズのパスタ。
 
パスタは、お店定番のカッペリーニ。
ゴルゴンゾーラとクリームで和えたパスタに、仕上げにモンドールをトッピング。
 
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ゴルゴンゾーラは、青カビ特有の臭みはあまり感じず、モンドールの高貴な味わいにすっかり持っていかれますね。
 
モンドールの新しい食べ方に触れることができて、貴重な経験でした。
 
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デセールも盛り合わせ。
 
バランス的には、苺寄り。
 
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シナノスイートのコンポートにパイ生地を乗せた「アップルパイ」。
 
シナノスイートは香りが飛び気味。
 
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苺のムースケーキ。
さらにフレッシュとコンポートの苺が添えられていました。
 
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アイスは、はちみつとラフランス。
 
それぞれ風味が立っているのはもちろん、この2種の相性がまたよかったですねえ。
 
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デコポンのゼリー。
 
ぺるしぃさんは皿数でいうと少なめですが、その上に盛られた料理の調理の工数を考えると、全ておひとりでやられているのが途方もないことのように感じられるのですよね。
 
丁寧な料理の説明は、興味のある人間のツボをしっかり押さえたもので、素人からつまらない質問をしても、10倍にして価値のある解説を返してくださるシェフに今回も大感謝。
またよろしくお願いします。

豊洲の「八千代」でチャーシューエッグ、筑前煮。

12月22日(土)、この日は早い回の映画を観る予定だったので、朝ごはんはサクッといただきます。
 
というわけで早くからオープンしている八千代さんへ。
 
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ひとりで伺うと基本的にカウンターに通されますが、この日はカウンターが埋まっていたので初めてのテーブル席へ。
 
テーブル席は割り箸が縦。(違
 
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日によって内容の違う煮物。
 
この日は筑前煮でした。
 
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料理にパンチのある八千代さんのイメージに反して、軽い味わい。
 
鶏肉、椎茸、油揚げが特にいい味で印象に残りました。
 
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チャーシューエッグ。
豊洲初訪問時にいただいて以来久しぶりに注文。
 
相変わらずのボリュームと迫力です。
 
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今回はチャーシュー3枚がひとつの黄身に全体重をかけていて、ものすごい圧迫感のある盛り付けになっています。
 
ぱつんぱつんです。
 
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もう笑ってしまいそうなくらいギリギリの状態になっています。
 
この状態と関係があるか分かりませんが、八千代さんはチャーシューエッグを名物にしていらっしゃるだけあって、ちゃんといい卵をお使いのようなのですよね。
 
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この厚みですから肉の風味がしっかり出ますし、仕上げにかけるタレが強い味ですが、卵黄の濃厚なコクで丸め込まれます。
 
雑然とドシャッと盛り付けられるチャーシューですが、八千代さんのお料理は安定感があるのですよね。
たまに無性にいただきたくなるチャーシューエッグ、今回も大満足でごちそう様でした!

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