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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「小田保」で鰆の焼霜造り、自作コロッケ。

5月16日(火)、珍しく月曜から2日連続で築地にやってまいりました。
 
この日は小田保さんで珍しいメニューが出ると噂を伺っていたのですよね。
 
ホワイトボードをチェックすると、聞いていたメニューと、聞いていなかった面白いメニューがあったので両方注文。
 
鰆焼霜造り(800円)。
こちらは「聞いていなかった」メニュー。
 
サッと出していただけたのでちょうどよかったです。
 
皮目を炙った鰆刺し、紫蘇の実、梅肉、わさびが添えられています。
 
色々試しながらいただきましょう。
 
イメージとしては「鶏刺し」に近いような気がします。
 
皮目の炙りは深めで結構焦げっぽくなっているのですけど、酸や甘みも入った身の味も強いのでバランスは取れていた印象。
舌に当たる表面全体に火が通っているので、刺身とは大分感触が違いますね。
 
コリッとした歯応えも面白かったです。
 
脂がそれほど強くなかったと思うので、炙らなかったら淡泊すぎたかも。
これは大正解の1品でした。
 
ちなみに「脂なかった」と「炙らなかった」がかかっています。
言わないと気付いてもらえなさそうだったので、念のため。
 
自作コロッケ(350円)。
こちらが「聞いていた」メニュー。
 
先日1度登場したものの、仕込みが大変だそうでなかなか2度目がなかったのですよ。
今回ようやくカーテンコールに応えてくださいました。
 
小田保さんらしいといえばらしいですが、コロッケにタルタルって珍しい気がしますね。
 
タルタルだけで食べても美味しくいただける手作りソースですから、足りないことはあっても持て余すことはありません。
 
コロッケは1つで350円ということもあって、なかなかの大きさ。
 
大きくて軽いパン粉がシャキッと立って、ビジュアルは「The コロッケ」といった感じですね。
 
断面はこんな。
 
じゃがいもは色的には男爵っぽいですが、食感はメークインとかキタアカリのようなネチョッとした舌触り。
油を入れているとかなのでしょうかねえ。
 
味付けはほとんど感じられず、挽肉のほのかな旨みがはっきりと感じられるほどでした。
 
とても素朴で、やさしく、軽い、小田保さんらしいなと感じるコロッケでした。
個人的には男爵いものホクホク系が好みなのでこれはそこまでハマらなかったのですけど、概ねみなさんには好評のようでした(^^)
 
1個350円のコロッケに手間のかかる仕込みが必要となると、なかなか割に合わない1品なのかもしれませんが、
お忙しいなかご用意くださったお店の方々に感謝感謝です。
 
ごちそうさまでした!

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