8月19日(土)、前日に急遽友人に呼び出されたりした関係で夜更かししたので、この日はゆっくりめに築地へ。
場内をグルグル回って健闘した結果、すぐに入れそうだった小田保さんにお邪魔します。
江戸っ子を気取って出始めの新サンマは即決。
あと1品…、もう1品は…っと…
サンマフライ(半身)(400円)、サバタ―(700円)。
ホワイトボードにサバフライがあったので確認してバター焼きで注文、提供時には「サバターです」と言われたのでそちらに合わせた表記にしてあります。
合わせてサンマサバター。
聞いたことのあるブランドの名前みたいになってしまっていますね。
夏の鯖ながら脂が乗っていて、皮目のパキッパキの仕上がりなんかもう最高。
冬の鯖であれば脂をストレートに味わいたいところにバターは却って邪魔に感じてしまうかもしれませんが、香り推しの夏の鯖だとむしろバランスが良かったのかもしれません。
タルタルとも相性よし。
鯖の酸のある香りがマイルドなタルタルに刺さります。
小田保さんでいただいた中でいうと、サバフライ、さば味噌煮よりも気に入りました。
サンマフライは半身をさらに半分にカットした状態で出て来ました。
やはり出始めということもあってか、ポーションは小さめ。
上半身は皮目下の脂や血合いの辺りに濃厚な食感、味わいが感じられました。
一方尾に近い方にいくと、かなり脂が少ない印象。
この時期の脂の少ないサンマには、これなりの良さがあるというのはもちろんですが、小田保さんのサンマフライに望むところの魅力は控えめだったように思います。
またシーズン中に定点観測的に変化を楽しむのも面白そうです。